先日、中央アジアのカザフスタンを訪れました。
日本にいた時には2,3度訪問したことがありましたが、こちらに来てからはチャンスを逃しに逃して今回が初カザフ。
2006年7月以来、実に4年弱ぶりなのです。
カザフで今ホットな話題なのが、関税同盟じゃないかなと。
2010年より、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンの3カ国では、域外国に対して共通の輸入関税率が適用されることになりました。
これは、基本的に従来のロシアの輸入関税率体系を踏襲したもので、ロシアやベラルーシへの影響が少ないとされていますが、カザフでは45%の品目に対して関税率が引き上げられる為、輸入の減少を招くと考えられています。一応、一部の品目については共通関税率の適用を一定期間猶予することになってはいるようだけど。
将来的にはこの3カ国間の物品移動に関する全ての税関・国境管理が撤廃される予定で、人の移動も自由にできるようになるそうです。
2012年だったかな。一つの国のようになるっていうことでしょうか。
ま、今回その打合せをしに行ったわけではないんですが、今後のカザフビジネスに多かれ少なかれ影響あること必至です。
今回訪れたのはアルマティ。
人口1.3百万人のカザフ最大都市ですが、ロシアの一地方都市といった程度で、実際訪問すると以前よりも少し寂れてしまったような印象を持った。
4年近くも経過しているのだから少しは発展した町の様子が見られると思ってたのだけど。
この国の厳しい現実が見た気がする。
カザフの人口1,500万人のうち、半分以上はカザフ人で30%がロシア人だそうです。
カザフ人はモンゴル人のような顔をしています。
道行くおっさん。
レストラン入口の警備員。
食堂のおねーちゃん。
店員のおねーちゃん集合。左と中央はアジア系でしょ。
日本人と見間違えるような人も中にはいるし、普段モスクワにいる時よりもだいぶ居心地がいい。
自然も魅力的。
キルギスとの国境にそびえる天山山脈を眺めると都会生活で疲労した心が安らぎます。
山の方に有名なリゾートがあるらしいので、次回はなんとか時間をみつけて行ってみたい。
実はこのアルマティから政変のあったキルギスの首都ビシュケクまで200km程度で行ける。
CIS12カ国のうち行ったことがないのはベラルーシ、モルドバ、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスの5カ国。
あと2年間でどのくらい行けるだろう。
2008年3月3日にロシアに降り立った江戸っ子シモニフによる楽しくて為になるロシア紹介ブログです。ある時はモスクワのクレムリン、ある時は-50℃のシベリア、そしてある時は中央アジアやコーカサスへも足を伸ばして面白い世界を届けます。表から裏の裏までロシアンマフィアにヤられない程度に大胆で痛快なロシア生活を綴ります。
2010年4月28日水曜日
2010年4月20日火曜日
Honda in CSKA
4月6日、CSKAモスクワvs インテルミラノの試合を観に行ってきました。
そう。
日本代表・本田圭佑の応援に駆けつけたのです。
しかも、舞台はチャンピオンリーグの準々決勝と来れば、盛り上がらずにはいられないでしょ。
ミラノでの初戦を0-1で落としたCSKAモスクワ。
ホームでのこの試合の結果によっては、ベスト4進出が可能となる大一番。
会場のルジニキ・スタジアムはロシア最大の競技場で2年前にはチャンピオンリーグの決勝が行われた場所。
そう。
日本代表・本田圭佑の応援に駆けつけたのです。
しかも、舞台はチャンピオンリーグの準々決勝と来れば、盛り上がらずにはいられないでしょ。
ミラノでの初戦を0-1で落としたCSKAモスクワ。
ホームでのこの試合の結果によっては、ベスト4進出が可能となる大一番。
会場のルジニキ・スタジアムはロシア最大の競技場で2年前にはチャンピオンリーグの決勝が行われた場所。
数日前には例の地下鉄テロ事件が起きていた為、厳戒態勢の競技場は中に入るまでに5回くらい荷物検査があったが、グッズ屋のおねーちゃんは優しく迎えてくれているぞ。
本田よ、日本人の底力を見せてくれい。(右端が本田)
ところがどっこい、、、
開始6分であっさりアウェイゴールを奪われ、死亡。
勝負あり・・・
3点取らなきゃ延長にもいけない。
こんなに盛り上がりのない試合があるかねぇ。
金返せこの野郎ー!
これは、もう本田のゴールに期待するしかない!
1本目のフリーキーーーック!
まだまだー。
2本目だぁーーー。
ちーん・・・(合掌)
開始早々アウェイゴール奪われるし、本田得点決められないし、途中退場者は出すし、ボロボロ。
試合後は暴動など全く起きる気配もなく、怒るどころか呆れたかのよう帰路につくロシア人達でした。
W杯では頼むぞ本田。
ちなみに、彼、CSKAのウェブサイトで「ホンダはトヨタ車がお好き」として紹介されています(笑)。名古屋グランパスだったからなぁ。
http://www.pfc-cska.com/person.php?lg=ru&id=3861
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