シモニフの心の琴線に触れまくったものがあります。
それは、新・体・操 です!
先月末モスクワで開催された新体操の世界選手権を観戦。
その日は個人戦ではなく団体戦で、リボンとフープの演技だったのですが、何がいいって、とにかく美しい。
新体操を生で見たのはもちろん今回が初めてでしたが、美しいものを見ると人は感動するんだなあ、とふと気付かされたもんです。
このスポーツはアートの領域に入ってますね。
なんとなくバレエと通じるものを感じました。
30チームくらい出場していましたが、1位イタリア、2位、ベラルーシ、3位ロシアという順位。
イタリアって新体操のイメージなかったけど、強いみたい。
このベラルーシの演技の方が上だと思ったし、
このロシアの演技が個人的には一番魅力的に見えたけど、プロの採点はまた別。
仕方がないことでしょうが、この競技は演技の難易度もそうですが、体型による美しさというのも大事な要素なんだと実感。
例えば、アメリカチームは上位チームと比べると選手の素材そのものが見劣りする印象があったのです。アメリカ人体型というのが、どうしても高得点に結びつかないというか。
そんな中、6位に食い込んだ日本チームは立派。
映像の通り、日本から応援に駆けつけたと思われる方も大勢いました。
各チームの演技が次々と行われますが、それぞれ音楽も異なれば構成・技も当然違うので、見ていて全く飽きません。
途中のブレイクを挟んで14時から19時まで観戦し続けても全然OK。
モーターショーでおねーちゃんと絡むのも良いですが、それ以上にこちらの美的体験を強くお勧めしたい。
欲を言えば、もう少し近くで見たかったな、と。
最前列からでも30メートルくらいはフロアから離れていたと思う。
余談ですが、前半と後半のインターバル中に準優勝したベラルーシチームのメンバーと遭遇。みんなビッグスマイルで写真に応じてくれました。
彼女たちの演技の美しさは素晴らしいものがあったが、顔はそんなに美しくない!?と一緒に観戦したみんなで話してました。(笑)
ほんとに失礼なやつらです。