モスクワの北東部にある数々の古都群、これらを“黄金の環”といいます。
なんで黄金の環・Golden Ringと呼ぶのか。
よくわからんっす。
それぞれの都市が環状に連なると言われているけど、どう見てもそれは無理があるし。
ま、名の由来は置いといて、週末この黄金の環に含まれる「ウラジーミル」と「スーズダリ」というところに行ってきました。地図上で赤で囲んだところです。
こっちの日本人の人に付き合ってもらって合計3人で。
片道約200kmだからAccordちゃんで順調にとばせば2時間くらいで到着できるだろうな、と思ってたら甘かったね。
日本のような高速道路じゃなくて、普通の道路にちょっと毛が生えたような道だったから予想以上に時間食っちゃって。
しかも、朝から雨が降ってて、時間が経つにつれて激しくなっていったもんだから、結局3時間半くらいかかって、まずスーズダリへ。
スーズダリに着く頃になると我々を歓迎するかのように天気も良くなってきて、昼飯を食べてレストランから出てきたら雨も止んで日が射してきました。
さすが晴れ男シモニフついてるぜ。
この町に入ると「おっ!?」と思わず言ってしまうくらい、急に雰囲気がガラっと変わるんだ。
昔のロシアの町並みってこんな感じだったのかな、と思わせるいい感じの田舎町。
かつてロシア正教総主教庁が置かれていたとのことで、今でも古い教会がかなりの数見られます。
草原と小川と教会が絶妙にマッチしていてすごく落ち着けちゃいます。
普段モスクワみたいに緊張感のあるとこにいると余計にね。
4連休ということもあって、旅行者多かったです。
日本人のおじちゃんおばちゃん旅行者集団も発見したしね。
こんなところにも来るんだね。モスクワだけだと2日くらいで十分だからやっぱりこの辺まで足を伸ばすってことか。
ここにはクレムリンがあって、写真はその中にあるラジヂェストヴェンスキー聖堂。
これは13世紀に建てられた白石建築でスーズダリに現存する最も古い建築物です。
実は、ウラジーミルとスーズダリの聖堂建築群は、ちゃっかり世界遺産にも登録されてるんです。
うおー!やっぱりさすが世界遺産だなぁ、という感じでは残念ながらないので、聞いたときはほんとかよと疑ってしまったけど、ほんとでした。
見た目の凄さとかは関係ないってことですね。
スーズダリのお土産で有名なのが、写真の「ミョードヴハ」という蜂蜜入りのお酒。
ビールの中に蜂蜜を混ぜあわせたような味で、これそこそこうまいです。
この酒が露店で売ってたからみんなで買おうということになって、車を道に停めて買いに行きました。
アルコール度数が色々あるんだけど、写真のものは7.8~8.3%となってます。
一本115ルーブル(≒500円)でした。1ℓ。
どうやらモスクワでも一部のスーパーで買えるんだって。
ということで、観光もしたしお土産も買ったし、いい空気を一杯吸ってリフレッシュできたところで、そろそろウラジーミルへ移動するか。
と思って車に乗り込もうとした時、シモニフの背後に黒い影が…
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