日本ではオリンピック盛り上がってたかな?
こっちでも一部の種目はテレビで見れるので、日本人選手の活躍もちらっと確認できました。
JSTVという日本語専門チャンネルで五輪ニュースをやっているけど、放送権の問題などあるんでしょう、動画じゃなくて静止画だったりするんだよね。
表彰式の写真、メダルが決まった瞬間の写真、とかそんな感じ。
新聞と変わんないじゃん。
個人的にはバスケに注目していましたが、今回はアメリカが勝ちそうだね。
一番大きいのはコービーが加入したことでしょう。
普段は天敵だけど、仲間にすると非常に頼もしい奴です。
今回のアメリカはドリームチーム1と3の次くらいの実力でしょうか。
ロシアはヨーロッパ選手権で優勝したくせにあっさり予選で姿を消してしまいました。
今回の北京、地の利を活かしてか、中国強いよね。
ロシアも現時点で金メダル数・メダル数合計で共に3位のようで、なかなか頑張ってるみたい。
でも、ロシアってもっと強くなかったっけ、という人もいるかも。
多分、ソ連のイメージでしょう。
ソ連は戦後参加した夏冬全てのオリンピックでメダル数1位か2位の成績を収めたスポーツ超大国。
その時代、スポーツは軍事力と共に社会主義の優位性を世界に発信する重要なプロパガンダであるという理念から、国家がスポーツの発展に大金をつぎ込み、有望選手を「ステートアマ」として育成したそうです。
名目上どこかの企業に登録はしているけど、実際は勤務せずにもっぱらスポーツに専念していたと。
アマの大会であるオリンピックにプロ同然のやつが参加してはならん、という批判を浴びたりしていたようです。
ところで、プロ解禁っていつからなんだ・・・
ソ連時代、オリンピックでメダルを獲得した選手は毎月500ルーブル、大臣の給料相当分の報奨金が支払われ、共産党にもかわいがられたと言います。
よく、金メダル取ったら一生食いっぱぐれないと言われるのは、社会主義国家特有のこうしたバックアップ制度があったからでしょう。
ソ連の頃はロシアだけでなくCIS諸国も含まれていたから、人口そのものが今の倍近くいたわけで、それを考えると今のロシアはよく頑張っているのかもね。
先日、ふと目に付いて立ち寄ったロシアチームのオフィシャルショップ。
ジャージ、Tシャツ、シューズ、バッグなど北京五輪用のロシア代表グッズが各種販売されていました。
その中で、この赤いチェブラーシカのぬいぐるみ、目立ってたね。
一番小さいもので385ルーブル(≒1,700円)でしたが、一つ購入してみました。
チェブラーシカはロシアチームのキャラクターになっているので、チームカラーである赤をこんな風に使ってぬいぐるみやTシャツのデザインに使ってます。
今の時期しか売ってないと見せかけて、結構売り続けてたりするんだろうな。
2008年3月3日にロシアに降り立った江戸っ子シモニフによる楽しくて為になるロシア紹介ブログです。ある時はモスクワのクレムリン、ある時は-50℃のシベリア、そしてある時は中央アジアやコーカサスへも足を伸ばして面白い世界を届けます。表から裏の裏までロシアンマフィアにヤられない程度に大胆で痛快なロシア生活を綴ります。
2008年8月20日水曜日
典型的なカモ
水曜日の夜、次の日にロシアを離れるSMコンビと合流して夜飯を食べました。
サンクト・ペテルブルクで彼らに何があったのか。
事前に電話でやりとりしていた時、「とにかく大変でした」とだけSくんから聞いていたけど、最後の夜にロシア飯を食べながら詳しく聞き出しました。
ウォッカに続くロシアの洗礼その2、
「悪徳警官」です。
これぞまさにロシア名物!
サンクトは町もきれいで、ホテルも絶好の場所にあり、エルミタージュ美術館も素晴らしかったとのことで、観光自体はすごく良かったんだって。
モスクワから遊びに来ていた滝川クリステル似のロシア美女とお友達になってメール交換までしたって言うし。
それおれにつなげよ。
しかし、モスクワに戻ってくる時に事件発生。
モスクワ→サンクトは飛行機、サンクト→モスクワはあえて夜行列車での移動としていたSMコンビ。
サンクトの駅で出発の列車を待っていた時に、出ました、悪徳警官。
旅行者丸出しのSMに近づき、恐い表情でSくんに職務質問開始。
当然、むこうの言ってることはわからないけど、パスポートという言葉だけ拾えたみたいで素直に提出。
ロシア入国・滞在に関して書類上の不備は当然何もない。
でも、むずかしい顔をしてなにやら文句をつけてくる。
あいつらの常套手段です。
結局「ちょっとこっち来い」と指図され、二人して暗い路地に連れて行かれてしまいました。
パスポート無いまま逃げられないもんなぁ。
出発の時間が迫ってきて、焦ってきたSくん、思い切ってパスポートを強引にもぎ取ろうします。
えいっ!
しかし、悪徳警官に遮られてあっさり失敗。
逆になぐられそうになったとか。。。
しばらく押し問答が続いた挙句、絶妙のタイミングで悪徳警官の口から出た言葉「Three thousand」
3,000ルーブル(≒14,000円)要求してきたー。
ありえない金額にビビったSくん、さすがにそいつは出せないと、粘りました。
結局1,000ルーブル渡して取引成立。
高くついたなー。
シモニフがその立場だったら、多分200~300ルーブルに値切ってたと思う。
その悪徳警官、かなりうはうはだったはずだよ。
むかつくねぇ~。
こっちでは、警官は市民を守るのではなく、市民の敵です。
一般市民から平気でカツアゲしやがって、なめんじゃねーぞ。
出発時刻が迫る時間に追われた旅行者をあえて狙うところにまた腹が立つ。
Sよ、いつかおれが仇をとってやる!
でも、前向きに考えればいい経験したぜ。
これでロシアに来た甲斐があったってもんよ。
1,000ルーブルなんて授業料と思え。
安い安い。
あっさりカツアゲ話を書いてますが、本人達からすれば気が気じゃなくて、モスクワに帰ってきても警官の姿を見る度にビビってたそうな。
ロシアでは警官を色んなところで見るので、気持ちは非常によくわかります。
あいつら警備員にも反応してたもんな。
そんなこんなで、意気消沈してモスクワに戻って来たSM。
気を取り直して水曜日は朝からモスクワを観光していたそうです。
途中ランチにマクドナルドでハンバーガーを買おうとした時のこと。
Sくん、お金を払おうとして気がつきました。
財布スられましたー。
ダメ押しホームラーーーン!
スリなんてどこでもあるものだけど、よりによってロシアでやられるとは。
あいつ相当ロシアと相性悪いぜ。
写真はスられた後に落ち込むSくん。
ただ、不幸中の幸いで、その後財布が出てきたんです。
事件から数時間後、日本大使館からSくんの携帯に電話が。
なんと、マックの近くのゴミ箱に捨ててあった財布を見つけたロシア人が日本大使館に届けてくれたそうです。
いいロシア人もいるもんだね。
スられた財布なんてまず出てこないものだけど、その日のうちに見つかって連絡が来るなんて奇跡だよ。
財布に入っていた宅急便の伝票に書かれていた携帯番号、これにダメもとで電話したらつながった、と大使館談。
というわけで、財布を取りに日本大使館へ。
現金は全て抜かれていたものの、各種カード、免許証などは無事に生還。
大使館の担当者にサンクトの悪徳警官のことを話したところ「あ~、あそこ危ないんですよね~」って、また一人やられたのね、という軽い反応。
日本人旅行者が結構カモられてるみたい。
その人からロシアを旅行する際の注意点を色々とうざいくらいにレクチャーしてもらったそうです。
そして帰り際、最後に一言「あ、あとお酒にも注意してくださいね。」
もう失敗しましたーみたいな。
ウォッカ・悪徳警官・スリの3発くらったSくん、夜飯の時「もう何も恐くないっす」と。
ですよね~。
残されたものはネオナチに暴行されることくらいだもん。
英語も通じないし、町の看板・標識など全部ロシア語で意味不明。
「ロシアで一人って大変ですねぇ」とシモニフにも同情の意を示しておりました。
こんなに色々起こらないと思いますが、平和ボケしている日本人の方、是非ロシアへ。
ついでに、SMコンビの最終日、空港に向かう為に予約していたタクシーが来なかったみたいです。(笑)
無事に日本に着くまで安心できない国です。
おしまいにSくんがお土産として持ってきてくれた、とんこつラーメン&高菜の写真を。
高菜がめちゃくちゃうまくて涙。
完
サンクト・ペテルブルクで彼らに何があったのか。
事前に電話でやりとりしていた時、「とにかく大変でした」とだけSくんから聞いていたけど、最後の夜にロシア飯を食べながら詳しく聞き出しました。
ウォッカに続くロシアの洗礼その2、
「悪徳警官」です。
これぞまさにロシア名物!
サンクトは町もきれいで、ホテルも絶好の場所にあり、エルミタージュ美術館も素晴らしかったとのことで、観光自体はすごく良かったんだって。
モスクワから遊びに来ていた滝川クリステル似のロシア美女とお友達になってメール交換までしたって言うし。
それおれにつなげよ。
しかし、モスクワに戻ってくる時に事件発生。
モスクワ→サンクトは飛行機、サンクト→モスクワはあえて夜行列車での移動としていたSMコンビ。
サンクトの駅で出発の列車を待っていた時に、出ました、悪徳警官。
旅行者丸出しのSMに近づき、恐い表情でSくんに職務質問開始。
当然、むこうの言ってることはわからないけど、パスポートという言葉だけ拾えたみたいで素直に提出。
ロシア入国・滞在に関して書類上の不備は当然何もない。
でも、むずかしい顔をしてなにやら文句をつけてくる。
あいつらの常套手段です。
結局「ちょっとこっち来い」と指図され、二人して暗い路地に連れて行かれてしまいました。
パスポート無いまま逃げられないもんなぁ。
出発の時間が迫ってきて、焦ってきたSくん、思い切ってパスポートを強引にもぎ取ろうします。
えいっ!
しかし、悪徳警官に遮られてあっさり失敗。
逆になぐられそうになったとか。。。
しばらく押し問答が続いた挙句、絶妙のタイミングで悪徳警官の口から出た言葉「Three thousand」
3,000ルーブル(≒14,000円)要求してきたー。
ありえない金額にビビったSくん、さすがにそいつは出せないと、粘りました。
結局1,000ルーブル渡して取引成立。
高くついたなー。
シモニフがその立場だったら、多分200~300ルーブルに値切ってたと思う。
その悪徳警官、かなりうはうはだったはずだよ。
むかつくねぇ~。
こっちでは、警官は市民を守るのではなく、市民の敵です。
一般市民から平気でカツアゲしやがって、なめんじゃねーぞ。
出発時刻が迫る時間に追われた旅行者をあえて狙うところにまた腹が立つ。
Sよ、いつかおれが仇をとってやる!
でも、前向きに考えればいい経験したぜ。
これでロシアに来た甲斐があったってもんよ。
1,000ルーブルなんて授業料と思え。
安い安い。
あっさりカツアゲ話を書いてますが、本人達からすれば気が気じゃなくて、モスクワに帰ってきても警官の姿を見る度にビビってたそうな。
ロシアでは警官を色んなところで見るので、気持ちは非常によくわかります。
あいつら警備員にも反応してたもんな。
そんなこんなで、意気消沈してモスクワに戻って来たSM。
気を取り直して水曜日は朝からモスクワを観光していたそうです。
途中ランチにマクドナルドでハンバーガーを買おうとした時のこと。
Sくん、お金を払おうとして気がつきました。
財布スられましたー。
ダメ押しホームラーーーン!
スリなんてどこでもあるものだけど、よりによってロシアでやられるとは。
あいつ相当ロシアと相性悪いぜ。
写真はスられた後に落ち込むSくん。
ただ、不幸中の幸いで、その後財布が出てきたんです。
事件から数時間後、日本大使館からSくんの携帯に電話が。
なんと、マックの近くのゴミ箱に捨ててあった財布を見つけたロシア人が日本大使館に届けてくれたそうです。
いいロシア人もいるもんだね。
スられた財布なんてまず出てこないものだけど、その日のうちに見つかって連絡が来るなんて奇跡だよ。
財布に入っていた宅急便の伝票に書かれていた携帯番号、これにダメもとで電話したらつながった、と大使館談。
というわけで、財布を取りに日本大使館へ。
現金は全て抜かれていたものの、各種カード、免許証などは無事に生還。
大使館の担当者にサンクトの悪徳警官のことを話したところ「あ~、あそこ危ないんですよね~」って、また一人やられたのね、という軽い反応。
日本人旅行者が結構カモられてるみたい。
その人からロシアを旅行する際の注意点を色々とうざいくらいにレクチャーしてもらったそうです。
そして帰り際、最後に一言「あ、あとお酒にも注意してくださいね。」
もう失敗しましたーみたいな。
ウォッカ・悪徳警官・スリの3発くらったSくん、夜飯の時「もう何も恐くないっす」と。
ですよね~。
残されたものはネオナチに暴行されることくらいだもん。
英語も通じないし、町の看板・標識など全部ロシア語で意味不明。
「ロシアで一人って大変ですねぇ」とシモニフにも同情の意を示しておりました。
こんなに色々起こらないと思いますが、平和ボケしている日本人の方、是非ロシアへ。
ついでに、SMコンビの最終日、空港に向かう為に予約していたタクシーが来なかったみたいです。(笑)
無事に日本に着くまで安心できない国です。
おしまいにSくんがお土産として持ってきてくれた、とんこつラーメン&高菜の写真を。
高菜がめちゃくちゃうまくて涙。
完
2008年8月19日火曜日
南オセチア
楽しい旅行者の話の間にちょっと一服入れさせて。
「オリンピックの開会式の日にグルジアに攻め込むかよ普通。ロシアはなんて国なんだー。」
と誰もが思った南オセチア戦争について。
南オセチアはグルジアの北部でロシアと隣接する自治州です。
(北オセチアはロシアです)
民族自決権を訴え南オセチアの分離独立を支援しているロシア、領土保全を訴え独立を許さないグルジア。
1990年に紛争が勃発しますが、92年に停戦で合意。
国際法上はグルジアの一部ですが、それ以降は実質独立状態にあります。
今回の戦争、日本のメディアの論調は「ロシアがグルジアをいじめてる」というものじゃない?
(違ってたらすんません)
ロシア人の反応は逆。
「グルジアが先に攻撃してきた。グルジアが悪い。」です。
そうそう、これはグルジアが起こした戦争なんです。
この背景にはコソボの問題があると言われています。
今年の2月にコソボが一方的にセルビアからの独立を宣言。
これをセルビアが納得しないまま、欧米が認めた。
これを見た、南オセチアが「だったらおれらもグルジアから独立できる」と思ったわけ。
グルジアは危機感を募らせ停戦合意を破って攻撃を開始し、自治州内に配置されているロシア平和維持軍も空爆。
ロシアはこれに反撃したという流れ。
プーチンの天敵、グルジアのサーカシビリ大統領はアメリカの操り人形。
だから、グルジアはアメリカの命令なしでは軍事行動を起こさないと考えられる。
であれば、これはアメリカとロシアの戦争と言えないこともない。
新冷戦。
東欧MD計画、NATO拡大(グルジア・ウクライナ)などでロシア封じ込めを図るアメリカですが、憎きロシアをもっと苦しめたい。
オリンピック開会式の日にロシアがグルジアに攻め込んだぞー、というロシアに対する悪のイメージを定着させ国際的な評判を落としたい。
そして、戦後は南オセチアにNATO軍や国連軍を配置したい。
後者はどうも難しくなったようだね。
現時点では南オセチアは実質ロシアの支配下になったと見られます。
結局どっちが得をしたのかよくわかりませんが、どちらにも損得があったでしょう。
アメリカの傀儡・グルジアは、南オセチア併合は難しくなったかもしれないし、もう一つの紛争地帯アブハジアの独立にも火をつけたから、結構痛いよね。
でも、国民の反露意識は間違いなく高まったことでしょう。
この戦争、今のところこちらの生活には全く影響ないですが、グルジア料理のレストランにはちょっと恐いので行けないことがまず残念。
SMコンビと行く予定にしていたのに断念したから。
狂ったどっかのグルジア人がモスクワでテロとか起こさなけりゃいいな、と思うけど、まあその可能性は少ないでしょう。
これでグルジアにしばらく行けなくなってしまうのは非常に悲しいな。
過去2回仕事で訪問したことがありますが、首都トビリシはまた訪れたい場所の一つ。
市内を流れる川がとても印象的で、ヨーロッパ風の都会な町並みでいて岩山がすぐ目の前に迫るミスマッチがとても素敵です。
ワインも美味いし、女性もきれい♪
とにかく、旧ソ連でありながら親欧米のこのグルジアやウクライナあたりの動きをチェックするのは、国際情勢を見る上でとても興味深いんですよ。
わかってくれた?
「オリンピックの開会式の日にグルジアに攻め込むかよ普通。ロシアはなんて国なんだー。」
と誰もが思った南オセチア戦争について。
南オセチアはグルジアの北部でロシアと隣接する自治州です。
(北オセチアはロシアです)
民族自決権を訴え南オセチアの分離独立を支援しているロシア、領土保全を訴え独立を許さないグルジア。
1990年に紛争が勃発しますが、92年に停戦で合意。
国際法上はグルジアの一部ですが、それ以降は実質独立状態にあります。
今回の戦争、日本のメディアの論調は「ロシアがグルジアをいじめてる」というものじゃない?
(違ってたらすんません)
ロシア人の反応は逆。
「グルジアが先に攻撃してきた。グルジアが悪い。」です。
そうそう、これはグルジアが起こした戦争なんです。
この背景にはコソボの問題があると言われています。
今年の2月にコソボが一方的にセルビアからの独立を宣言。
これをセルビアが納得しないまま、欧米が認めた。
これを見た、南オセチアが「だったらおれらもグルジアから独立できる」と思ったわけ。
グルジアは危機感を募らせ停戦合意を破って攻撃を開始し、自治州内に配置されているロシア平和維持軍も空爆。
ロシアはこれに反撃したという流れ。
プーチンの天敵、グルジアのサーカシビリ大統領はアメリカの操り人形。
だから、グルジアはアメリカの命令なしでは軍事行動を起こさないと考えられる。
であれば、これはアメリカとロシアの戦争と言えないこともない。
新冷戦。
東欧MD計画、NATO拡大(グルジア・ウクライナ)などでロシア封じ込めを図るアメリカですが、憎きロシアをもっと苦しめたい。
オリンピック開会式の日にロシアがグルジアに攻め込んだぞー、というロシアに対する悪のイメージを定着させ国際的な評判を落としたい。
そして、戦後は南オセチアにNATO軍や国連軍を配置したい。
後者はどうも難しくなったようだね。
現時点では南オセチアは実質ロシアの支配下になったと見られます。
結局どっちが得をしたのかよくわかりませんが、どちらにも損得があったでしょう。
アメリカの傀儡・グルジアは、南オセチア併合は難しくなったかもしれないし、もう一つの紛争地帯アブハジアの独立にも火をつけたから、結構痛いよね。
でも、国民の反露意識は間違いなく高まったことでしょう。
この戦争、今のところこちらの生活には全く影響ないですが、グルジア料理のレストランにはちょっと恐いので行けないことがまず残念。
SMコンビと行く予定にしていたのに断念したから。
狂ったどっかのグルジア人がモスクワでテロとか起こさなけりゃいいな、と思うけど、まあその可能性は少ないでしょう。
これでグルジアにしばらく行けなくなってしまうのは非常に悲しいな。
過去2回仕事で訪問したことがありますが、首都トビリシはまた訪れたい場所の一つ。
市内を流れる川がとても印象的で、ヨーロッパ風の都会な町並みでいて岩山がすぐ目の前に迫るミスマッチがとても素敵です。
ワインも美味いし、女性もきれい♪
とにかく、旧ソ連でありながら親欧米のこのグルジアやウクライナあたりの動きをチェックするのは、国際情勢を見る上でとても興味深いんですよ。
わかってくれた?
2008年8月16日土曜日
添乗員始めました
こないだの日曜日、大学の後輩Sくんがモスクワに遊びに来ました。
会社の後輩Mくんを連れての男二人旅。(SMかよ)
日曜にモスクワINで月・火をサンクト・ペテルブルクで過ごし、木曜にモスクワへ戻り、金曜に帰国というスケジュール。
日曜日の朝、モスクワ・ドモジェドボ空港に彼らを迎えに参上致しました。
着陸後、程なくしてゲートから出てきた久しぶりに会うSくん、さらに太ってました。(笑)
大学の頃はシモニフと同じくらいの体型だったのにねぇ。
変わるもんだなぁってほんとに驚かされるよ。
そんなSくん、
体だけでなく気持ちもたるんでしまったんでしょうか、後にここロシアで世の中の厳しさを思い知ることになるのです…
空港で彼らをピックアップして、そのまま市内観光へ。
空港は中心部よりもかなり南の方にありますが、市内に向かう途中に立ち寄れるポイント、雀が丘&モスクワ大学をまず訪問。
少し小雨が降る天気だったから、丘からの景色は正直良くなかったけど、「これがまたロシアっぽくていい」ってSくんは言ってました。
晴れ男シモニフ的には不本意でしたが、そう思ってくれるといいね。
日本は今めちゃくちゃ暑いから、雨模様のロシアの気温はちょうど気持ちいいくらい、だって。
住んでる身としては、もっと暑くなってくれよ、って思っちゃうけどね。
だって今8月だろ?
その後、昼飯にはロシア料理を。
定番のボルシチ、ピロシキ、ペリメニなどを食べて早速二人をロシア漬けに。
結構口には合ってたみたいだね。
折角モスクワまで来た人にまずいものは食べさせられませんからね。
昼食後は、赤の広場、クレムリン、アルバート通りあたりを散策して一日に寄れるところは一通りカバーできたかな、という感じ。
やっぱりみんなにやって欲しいのは、赤の広場入口のコイン投げ。
相変わらず、おばちゃんがみんなのコインを狙っているんだけど、あれはいつ見ても笑えるわ。
願い事叶いますように~♪
ってダイレクトでキャッチされたら、絶対叶わないだろ。
夜はウズベキスタン料理のレストランへ。
「ラグマン」という麺の入ったスープを注文したつもりだったのに、出てきたスープに麺は無し。
間違って「ハルチョー」という米が入ったスープを頼んでしまったみたい。
写真の通り、なぜか梅干しみたいなものも中に。
「ノン」というウズベク家庭の食卓には必ず出るらしいパンや、「プロフ」という伝統的なお米料理(ウズベク風ピラフ)、シャシュリクなどなかなか充実した民族料理を堪能。
「プロフ」はイメージしてたものと全然違ったけど、かなり美味。
やっぱり米だな、と。
でも、ニンニク入れすぎだろ。
久しぶりの再会を祝して、昔のサークル話から最近の恋愛事情まで、色々と語りながら飲み食いしていたところ、突然ミュージックスタート。
ベリーダンス、始まっちゃいました。
ウズベキスタンは旧ソ連と言ってもイスラム圏だから、ベリーダンスがあるのね。
嬉しい誤算ですが、目のやり場に困った。
ベリーダンスは女性の肉体の「丸さ」「ふくよかさ」を全面に押し出したスタイルを採るということで、結構太った人が踊ってたりするもんだけど、今回のおねーちゃんは二人共スタイル悪くなかったよ。
ボン・キュッ・ボン系でさ。
若そうだったし。
お店のウェイトレスを見ててもそうだけど、ウズベクの女の子は全般的にかわいい。
ちょっと距離近くて全体が写ってないですが、久しぶりの動画シリーズ、いきますか。
腰の動きに反応するシモニフ、ややはしゃぎ気味。
さて、Sくんの悲劇、一発目はこの後です。
何かというと、
そう、ウォッカです。
まさにロシアの洗礼。
ドライバーのシモニフはソフトドリンクで、SMコンビには普通に酒を飲ませてたわけですが、勧めてないのにウォッカ飲みたいっていうからさぁ。
「ウォッカ余裕っすよ。」って言ってがぶがぶ飲みまくってたSくん。
途中からだんだん発言も過激になってきて、便所から帰ってくる時も足元がふらついてたから、こいつやベーかなぁと思ってたら、やっぱり撃沈しちゃったね。
ホテルまで車で送って行く途中、窓を開けて外に向かってリバース。
おれのアコードちゃんの右後ろのドアがゲロまみれに!(笑)
ウォッカって味は甘くておいしいし、飲みやすいから、ついつい飲んじゃうんだよなぁ。
その気持ち、痛いほどわかるよ。
おれも学習能力無いから何度も何度も何度も死亡してるもん。
Sくん、後部座席で半分白目むいた状態で寝てるから、あれはほんと、完全にグロッキー状態。
ウォッカにKO負けです。
思えば、こいつと最初に会った時もおれが目黒の家まで送り届けたっけなぁ。
その時は車内にゲロつけられたから、今回の方がましだけど。
次の日からサンクト大丈夫かな、と心配しつつその日は帰路についたのでした。
そして、水曜日に再び会ったSくんのさらなる撃沈ぶりは、墜ちるところまで堕ちて、むしろ悟りの境地へ。
つづく
会社の後輩Mくんを連れての男二人旅。(SMかよ)
日曜にモスクワINで月・火をサンクト・ペテルブルクで過ごし、木曜にモスクワへ戻り、金曜に帰国というスケジュール。
日曜日の朝、モスクワ・ドモジェドボ空港に彼らを迎えに参上致しました。
着陸後、程なくしてゲートから出てきた久しぶりに会うSくん、さらに太ってました。(笑)
大学の頃はシモニフと同じくらいの体型だったのにねぇ。
変わるもんだなぁってほんとに驚かされるよ。
そんなSくん、
体だけでなく気持ちもたるんでしまったんでしょうか、後にここロシアで世の中の厳しさを思い知ることになるのです…
空港で彼らをピックアップして、そのまま市内観光へ。
空港は中心部よりもかなり南の方にありますが、市内に向かう途中に立ち寄れるポイント、雀が丘&モスクワ大学をまず訪問。
少し小雨が降る天気だったから、丘からの景色は正直良くなかったけど、「これがまたロシアっぽくていい」ってSくんは言ってました。
晴れ男シモニフ的には不本意でしたが、そう思ってくれるといいね。
日本は今めちゃくちゃ暑いから、雨模様のロシアの気温はちょうど気持ちいいくらい、だって。
住んでる身としては、もっと暑くなってくれよ、って思っちゃうけどね。
だって今8月だろ?
その後、昼飯にはロシア料理を。
定番のボルシチ、ピロシキ、ペリメニなどを食べて早速二人をロシア漬けに。
結構口には合ってたみたいだね。
折角モスクワまで来た人にまずいものは食べさせられませんからね。
昼食後は、赤の広場、クレムリン、アルバート通りあたりを散策して一日に寄れるところは一通りカバーできたかな、という感じ。
やっぱりみんなにやって欲しいのは、赤の広場入口のコイン投げ。
相変わらず、おばちゃんがみんなのコインを狙っているんだけど、あれはいつ見ても笑えるわ。
願い事叶いますように~♪
ってダイレクトでキャッチされたら、絶対叶わないだろ。
夜はウズベキスタン料理のレストランへ。
「ラグマン」という麺の入ったスープを注文したつもりだったのに、出てきたスープに麺は無し。
間違って「ハルチョー」という米が入ったスープを頼んでしまったみたい。
写真の通り、なぜか梅干しみたいなものも中に。
「ノン」というウズベク家庭の食卓には必ず出るらしいパンや、「プロフ」という伝統的なお米料理(ウズベク風ピラフ)、シャシュリクなどなかなか充実した民族料理を堪能。
「プロフ」はイメージしてたものと全然違ったけど、かなり美味。
やっぱり米だな、と。
でも、ニンニク入れすぎだろ。
久しぶりの再会を祝して、昔のサークル話から最近の恋愛事情まで、色々と語りながら飲み食いしていたところ、突然ミュージックスタート。
ベリーダンス、始まっちゃいました。
ウズベキスタンは旧ソ連と言ってもイスラム圏だから、ベリーダンスがあるのね。
嬉しい誤算ですが、目のやり場に困った。
ベリーダンスは女性の肉体の「丸さ」「ふくよかさ」を全面に押し出したスタイルを採るということで、結構太った人が踊ってたりするもんだけど、今回のおねーちゃんは二人共スタイル悪くなかったよ。
ボン・キュッ・ボン系でさ。
若そうだったし。
お店のウェイトレスを見ててもそうだけど、ウズベクの女の子は全般的にかわいい。
ちょっと距離近くて全体が写ってないですが、久しぶりの動画シリーズ、いきますか。
腰の動きに反応するシモニフ、ややはしゃぎ気味。
さて、Sくんの悲劇、一発目はこの後です。
何かというと、
そう、ウォッカです。
まさにロシアの洗礼。
ドライバーのシモニフはソフトドリンクで、SMコンビには普通に酒を飲ませてたわけですが、勧めてないのにウォッカ飲みたいっていうからさぁ。
「ウォッカ余裕っすよ。」って言ってがぶがぶ飲みまくってたSくん。
途中からだんだん発言も過激になってきて、便所から帰ってくる時も足元がふらついてたから、こいつやベーかなぁと思ってたら、やっぱり撃沈しちゃったね。
ホテルまで車で送って行く途中、窓を開けて外に向かってリバース。
おれのアコードちゃんの右後ろのドアがゲロまみれに!(笑)
ウォッカって味は甘くておいしいし、飲みやすいから、ついつい飲んじゃうんだよなぁ。
その気持ち、痛いほどわかるよ。
おれも学習能力無いから何度も何度も何度も死亡してるもん。
Sくん、後部座席で半分白目むいた状態で寝てるから、あれはほんと、完全にグロッキー状態。
ウォッカにKO負けです。
思えば、こいつと最初に会った時もおれが目黒の家まで送り届けたっけなぁ。
その時は車内にゲロつけられたから、今回の方がましだけど。
次の日からサンクト大丈夫かな、と心配しつつその日は帰路についたのでした。
そして、水曜日に再び会ったSくんのさらなる撃沈ぶりは、墜ちるところまで堕ちて、むしろ悟りの境地へ。
つづく
2008年8月10日日曜日
夏っぽく
8月3日のサントリーサンゴリアスの試合、山下大悟主将は怪我で出場しなかったものの、59対14の大差で勝利。
相手はウクライナのチームであまり強くなかったね。
ラグビーは全くの素人だからよくわからないけど、パス回しもいまいちだし、一つ一つのプレーが雑でサントリーの相手ではなかったかなという印象。
2日後の5日に行われたロシアチームとの試合では苦戦したものの15対13で勝利。10日に優勝をかけて最後の試合。
ちなみに別のリーグで戦っていたサニックスは全敗で、残念ながら5位、6位決定戦へ。
今日9日に昼飯食いに例の日本めし屋「サイゼン」に行ったら、また大悟と遭遇。(サントリーの選手ほぼ全員いた)
聞けば、日曜の決勝戦には出場するとのこと。
おおっ!それは是非観に行きたい!
ところが、シモニフは行けない予定なので、最後に固い握手で送り出しました。
本当に礼儀正しい好青年。
来シーズン2冠、そして日本代表・W杯目指して頑張れ!
さて、ここ2週間くらい凄く寒かったモスクワ。
今日9日は久しぶりに暖かくなりました。
25度くらいまでいったのかなぁ。
最近寒かったと言っても、一応夏だけに街でスイカが売られている光景をよく見ます。
写真のように普通の道端の小屋みたいなテントみたいなところで大量のスイカが販売されてるんです。
なんだこりゃ~、って感じでしょ?
日本人的には珍しくてかなり笑えちゃう光景。
もちろん、スーパーでも普通に売られているけど、こうしたスイカ屋がこのところ目立つようになってきました。
で、暖かくなった今日、試しに一つ購入してみました。
今日の店は1キロ当たり20ルーブルで、買ったスイカは8キロだったから160ルーブル(≒750円)。
安いよね。
日本のスイカと比べると、形はやや細長く、皮の模様が少し違ってます。
大きさも日本のものよりかなり大きいから、一人分としては量が多すぎるけど、切り売りなんてしてないからね。
今日は頑張って1/4食べました。
味は意外と言ってはロシアに申し訳ないけど、ちゃんと甘さがあって悪くない。
久しぶりに志村けん思い出したわ。
相手はウクライナのチームであまり強くなかったね。
ラグビーは全くの素人だからよくわからないけど、パス回しもいまいちだし、一つ一つのプレーが雑でサントリーの相手ではなかったかなという印象。
2日後の5日に行われたロシアチームとの試合では苦戦したものの15対13で勝利。10日に優勝をかけて最後の試合。
ちなみに別のリーグで戦っていたサニックスは全敗で、残念ながら5位、6位決定戦へ。
今日9日に昼飯食いに例の日本めし屋「サイゼン」に行ったら、また大悟と遭遇。(サントリーの選手ほぼ全員いた)
聞けば、日曜の決勝戦には出場するとのこと。
おおっ!それは是非観に行きたい!
ところが、シモニフは行けない予定なので、最後に固い握手で送り出しました。
本当に礼儀正しい好青年。
来シーズン2冠、そして日本代表・W杯目指して頑張れ!
さて、ここ2週間くらい凄く寒かったモスクワ。
今日9日は久しぶりに暖かくなりました。
25度くらいまでいったのかなぁ。
最近寒かったと言っても、一応夏だけに街でスイカが売られている光景をよく見ます。
写真のように普通の道端の小屋みたいなテントみたいなところで大量のスイカが販売されてるんです。
なんだこりゃ~、って感じでしょ?
日本人的には珍しくてかなり笑えちゃう光景。
もちろん、スーパーでも普通に売られているけど、こうしたスイカ屋がこのところ目立つようになってきました。
で、暖かくなった今日、試しに一つ購入してみました。
今日の店は1キロ当たり20ルーブルで、買ったスイカは8キロだったから160ルーブル(≒750円)。
安いよね。
日本のスイカと比べると、形はやや細長く、皮の模様が少し違ってます。
大きさも日本のものよりかなり大きいから、一人分としては量が多すぎるけど、切り売りなんてしてないからね。
今日は頑張って1/4食べました。
味は意外と言ってはロシアに申し訳ないけど、ちゃんと甘さがあって悪くない。
久しぶりに志村けん思い出したわ。
2008年8月5日火曜日
ラガーマン訪露
最近結構寒いモスクワです。
先週、息が白かった朝あったもんなぁ。
現在ここモスクワで日本人的に盛り上がっていることと言ったらラグビー。
ロシア2チーム、ウクライナ1チーム、ルーマニア1チーム、そして日本から2チーム、合計6チームが参加してモスクワ市長杯というラグビーの大会が行われています。
この大会がラグビー界的にどんな位置付けなのか全く知らないけど、とりあえず日本人的にはやはり日本チームを応援しに行きたいよね。
日本からモスクワにやって来たのはトップリーグのサントリーとサニックスの2チーム。知ってる人も多いだろうけど、サントリーはマイクロソフト杯を勝ったトップリーグでも超強豪です。
先週は金曜日から日曜日までどっぷりラグビー漬けでした。
順を追って金曜から行くと、例のモスクワ稲門会と三田会が合同でサントリーのチームに所属している早稲田、慶応出身の監督・選手達に対して激励会を行ったんです。
早稲田出身の超有名人、清宮監督もちゃんと来てくれて合計10名くらいのサントリーメンバーとモスクワの日本人30名くらいで大規模な飲み会になりました。
一番印象に残ったのは早稲田の後輩、山下大悟選手。
膝の皿を割って長期間戦線離脱していたものの、昨季見事に復活。
早稲田でもそうだったけど、サントリーでもキャプテンをやってる大物です。
あの清宮監督が「あいつはキャプテンのなかのキャプテン。リアル・キャプテン。」と言うようですから、すごいよね。
いかつい風貌はかなりの迫力があるし、近寄りがたい感じもあるんだけど、話をしてみるとすごく気さくで先輩思いの大悟っちでした。
実はシモニフは彼と高校が一緒でもあるので、結構その辺の話も盛り上がっちゃってね。
とりあえず、すごくいい奴でした。
激励会には初めて会うモスクワ在住日本人の人もたくさんいて、その人達とも交流できたし、結構酒もまわってきて楽しくなっちゃって、久しぶりに飲みすぎちゃってね。
その日はアドレナリン出てたみたいで家までちゃんと帰って速攻で眠りについたんだけど、二日酔いがひどくて、次の日久しぶりにゲロゲロやっちまいました。
思い返してみると、そういえばウォッカをラッパ飲みしてたから・・・
あんなもんラッパ飲みしてる時点でかなり酔っ払ってたんだなと。
ということで、土曜日は夕方まで死亡。
さすがに何も食べてないとお腹がすくので、夜メシを食いにモスクワ在住日本人達の憩いの場、日本食レストラン「サイゼン」に行ったんだ。
そしたら、サントリーの人達数名とまた会っちゃてね。
「ちーっす、昨日はお疲れしたー」って清宮監督に挨拶。
実は「サイゼン」が入ってるホテルにロシア以外の4チームはみんな泊まってるんだ。
ロシア側の指定ということだけど、もうちょっといいホテル取ってあげないとかわいそう。
で、メシ食ってたら大悟なんかも入店して来て、「よっ!」と言って挨拶。
彼は何人かでメシ食ってたみたいなんだけど、「じゃ、シモニフさん(ほんとは本名だよ)、また」と言って、結構早めに店出て行ったから、ラグビー選手はメシもすぐにたいらげちゃうんだなと思ってたら、なんかまた店に入ってきておれに話しかけてきてね。
「シモニフさん、昨日の日本メシ屋までここから歩いて行けますよね。」
「うん。行けるんじゃない?なんで?」
「いや、ここでさっきカツ丼頼んだらご飯がなくなったからってカツ皿だけ出されて。。。(←これウケるよね) だったら要らないよ、って言って店出たんすよ。」
「あ、そうなんだ(笑)。ちょっと歩くかもしれないけど、行けると思うよ。」
「そうっすか。わかりました。じゃ、行ってきます。ありがとうございました。」
ってな感じだったんだけど、よく考えてみたら、結構な距離あるし、道もわからないだろうから、車で送ってあげた方がいいなと思い、後を追って、
「車乗ってく?」
「先輩、お願いします!」
ということで、結局おれが車で送って行ったんだよね。
後輩とは言えこれまで会ったこともないわけで、こんなモスクワの地でこんなかたちでラグビー界の有名人とコラボーレションできるなんて、なかなかおもしろい体験だよね。楽しかったぜ。
さあ、そして日曜は、試合の応援に出かけるぞと。
先週、息が白かった朝あったもんなぁ。
現在ここモスクワで日本人的に盛り上がっていることと言ったらラグビー。
ロシア2チーム、ウクライナ1チーム、ルーマニア1チーム、そして日本から2チーム、合計6チームが参加してモスクワ市長杯というラグビーの大会が行われています。
この大会がラグビー界的にどんな位置付けなのか全く知らないけど、とりあえず日本人的にはやはり日本チームを応援しに行きたいよね。
日本からモスクワにやって来たのはトップリーグのサントリーとサニックスの2チーム。知ってる人も多いだろうけど、サントリーはマイクロソフト杯を勝ったトップリーグでも超強豪です。
先週は金曜日から日曜日までどっぷりラグビー漬けでした。
順を追って金曜から行くと、例のモスクワ稲門会と三田会が合同でサントリーのチームに所属している早稲田、慶応出身の監督・選手達に対して激励会を行ったんです。
早稲田出身の超有名人、清宮監督もちゃんと来てくれて合計10名くらいのサントリーメンバーとモスクワの日本人30名くらいで大規模な飲み会になりました。
一番印象に残ったのは早稲田の後輩、山下大悟選手。
膝の皿を割って長期間戦線離脱していたものの、昨季見事に復活。
早稲田でもそうだったけど、サントリーでもキャプテンをやってる大物です。
あの清宮監督が「あいつはキャプテンのなかのキャプテン。リアル・キャプテン。」と言うようですから、すごいよね。
いかつい風貌はかなりの迫力があるし、近寄りがたい感じもあるんだけど、話をしてみるとすごく気さくで先輩思いの大悟っちでした。
実はシモニフは彼と高校が一緒でもあるので、結構その辺の話も盛り上がっちゃってね。
とりあえず、すごくいい奴でした。
激励会には初めて会うモスクワ在住日本人の人もたくさんいて、その人達とも交流できたし、結構酒もまわってきて楽しくなっちゃって、久しぶりに飲みすぎちゃってね。
その日はアドレナリン出てたみたいで家までちゃんと帰って速攻で眠りについたんだけど、二日酔いがひどくて、次の日久しぶりにゲロゲロやっちまいました。
思い返してみると、そういえばウォッカをラッパ飲みしてたから・・・
あんなもんラッパ飲みしてる時点でかなり酔っ払ってたんだなと。
ということで、土曜日は夕方まで死亡。
さすがに何も食べてないとお腹がすくので、夜メシを食いにモスクワ在住日本人達の憩いの場、日本食レストラン「サイゼン」に行ったんだ。
そしたら、サントリーの人達数名とまた会っちゃてね。
「ちーっす、昨日はお疲れしたー」って清宮監督に挨拶。
実は「サイゼン」が入ってるホテルにロシア以外の4チームはみんな泊まってるんだ。
ロシア側の指定ということだけど、もうちょっといいホテル取ってあげないとかわいそう。
で、メシ食ってたら大悟なんかも入店して来て、「よっ!」と言って挨拶。
彼は何人かでメシ食ってたみたいなんだけど、「じゃ、シモニフさん(ほんとは本名だよ)、また」と言って、結構早めに店出て行ったから、ラグビー選手はメシもすぐにたいらげちゃうんだなと思ってたら、なんかまた店に入ってきておれに話しかけてきてね。
「シモニフさん、昨日の日本メシ屋までここから歩いて行けますよね。」
「うん。行けるんじゃない?なんで?」
「いや、ここでさっきカツ丼頼んだらご飯がなくなったからってカツ皿だけ出されて。。。(←これウケるよね) だったら要らないよ、って言って店出たんすよ。」
「あ、そうなんだ(笑)。ちょっと歩くかもしれないけど、行けると思うよ。」
「そうっすか。わかりました。じゃ、行ってきます。ありがとうございました。」
ってな感じだったんだけど、よく考えてみたら、結構な距離あるし、道もわからないだろうから、車で送ってあげた方がいいなと思い、後を追って、
「車乗ってく?」
「先輩、お願いします!」
ということで、結局おれが車で送って行ったんだよね。
後輩とは言えこれまで会ったこともないわけで、こんなモスクワの地でこんなかたちでラグビー界の有名人とコラボーレションできるなんて、なかなかおもしろい体験だよね。楽しかったぜ。
さあ、そして日曜は、試合の応援に出かけるぞと。
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