2009年11月8日日曜日

I AM... YOURS

ビヨンセ様のコンサートに行ってきました。
モスクワに来て2回目のライブ。
もともとファンだったわけではないのですが、こっちに来てから見るテレビ番組がないので、よくUKのMTVをつけていて、たくさん聞いているうちにいいなぁって思うようになった感じです。

コンサートは最初から最後まで本当に素晴らしい内容。
ビヨンセ、ほんと歌うまい。
力あります。
あれだけ踊っても息が切れず全く歌に影響しないことに驚いた。
2時間、歌唱力が衰えることがないんですわ。
完璧。パーフェクト・レディです。
さすが、オバマ大統領就任式パーティーでも歌っちゃうんだもんねぇ。

歌や踊りだけでなく、ライブの構成も優れていて、盛り上げ方をほんとによくわかってる。
スキがない。
ショーとして完成されていました。
これだけエンターテインメント性に富んだコンサートは初めてだったかも。
曲を全て知っていたわけではないけど、非常に大きな満足感を得ることができました。

さて、コンサートそのもの以外の部分で印象に残ったのは、ロシア人はコンサートを座って鑑賞する、ってこと。
先日行ったモトリーのライブは会場がライブハウスで、VIP席以外には座席がなかったので気付かなかったんですが、今回はオリンピックスタジアムという大物が来た時によく使われる大きな会場で、ステージ前のスタンディングゾーン以外は全席指定席。
わりと遠くの席だったからかもしれないけど、みんなバカ騒ぎせずお行儀よくしていました。
でも、最後はかなり盛り上がったんで、一部のファンは立ちあがって声援を送ってたけど。

それから、やっぱロシア人って時間にルーズ。
19時開演でしたが、客の入りが悪いので結局始まったのが20時近かった。

あともう一点、気になったのが、キーボード担当の日本人、辻利恵さん。
ビヨンセのバンドメンバーは全員女性で構成されていて、その中に日本人がいるんです。
こんなところでも、日本人、頑張ってるんだなぁと思ってとても嬉しくなったし、明日へのパワーを頂戴しました。

コンサートは今回のツアー・タイトルである“I AM…”に“YOURS”という言葉がついて終わります。
お客さんを楽しませるための最高のパフォーマンスを堪能させて頂きました。
ロシア人にも彼女の素晴らしさ、伝わったかな。

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