写真のウィーン西駅から一歩外に出て町を見渡した最初の印象は「うわ、都会だなー」でした。
ごみごみして汚いとかそういうわけじゃなく、首都としての活気があり、良い意味で都会感のある町。ザルツブルク他との違いで特にそう感じましたね。
これはシュテファン寺院とその周辺。
この先に見えるのがハプスブルク家の王宮です。
ストリートでの演奏もありました。(最後の犬が笑えます)
新王宮。
シェーンブルン宮殿とウィーンの街並み。
映像はこちら。(シェーンブルクと言っていますが、間違いです。)
王宮周辺とシェーンブルン宮殿は一見の価値ありと思う。
さすが、オーストリアが誇る世界遺産といったところでしょうか。
ウィーンと言えば、クラシック音楽という人も多いはず。
モーツァルトをはじめ、ここで活躍した音楽家は多数。
ウィーン中心部では、夜になるとそこら中のホールでクラシックのコンサートが行われるんです。
最近メタルづいているわたくしですが、チケット売りのおにーちゃんと町の雰囲気に乗せられて思わず鑑賞してみることに。
選んだものはモーツァルトとシュトラウスの曲を演奏するもので、バレエやオペラも交えながらの公演。
行ってみると日本人の団体さんをはじめ多くのお客さんが入っていたので、この種のものではそれなりに上質のコンサートだったのだと思う。チケットは40ユーロくらいだったかな。
もちろん観光客向けのものでしょうが、決してお遊びのレベルではなく、しっかりと聞かせてくれるし、時にはユーモアも交えて楽しませてくれる。
クラシックのコンサートなんて中学以来になるのかな。
学校で強制的に聞かされたんですが、今になってまじまじと鑑賞すると大変な音楽だね、これは。
どうやってこんな曲を書くことができたんだー、と感嘆せずにはいられないですな。
夜になると町のどのお店も19時頃閉店なので、その後の時間、クラシック音楽に浸るのも乙なもんでしょう。
その他、オーストリアらしいことと言えば、ザッハートルテを食べたことくらいでしょうか。
それこそ、本家のカフェ・ザッハーで頂こうかとお店に向かいましたが、観光客の行列ができていたので、そのすぐそばのオペラ座のカフェでトライ。
町を歩き倒して疲労が溜まっていたせいか、実においしく感じました。
コーヒーはユリウス・マインル。これもオーストリアブランドです。
オーストリアはとにかく居心地が良かった。
治安を含め町の雰囲気、人の温かさがハマりました。
英語のスピーカーも多かったし、一人旅をするのに全く困らなかった。
基本的に皆親切に対応してくれたのは、彼らの国民性に加えて、おそらく旅行者への理解があるからだと思う。
陸続きのヨーロッパでは彼ら自身国から国へと旅することが多いんでしょう。
そのあたり、助け合うのは当たり前ということかな。
モスクワの知り合いの方々もよく漏らしていますが、ヨーロッパに行くとロシアの過ごし辛さを痛感するんですよね。