2010年8月21日土曜日

ザルツブルク周辺を漫遊

日本での飲み会休暇を終えて向かったオーストリア。
5泊できる余裕があったので、まずザルツブルクに入り、東に移動しながら最後はウィーンで締めるというコースに決定。

ザルツブルクの旧市街は世界遺産に登録されていてとても雰囲気のある町でした。
これはミラベル庭園からホーエンザルツブルク城塞を望む定番の写真。

川沿いから城塞と旧市街を撮影。

最もにぎわう通りであるゲトライデガッセ。

市内は広くないので丸一日あれば余裕で見て回れる。
朝から観光できれば夜に電車で別の都市に移動するなんてことも充分可能と思う。

ここはあのモーツァルトの故郷として有名。
写真の通り、彼のパネルをあらゆる土産屋で見かけました。

これはモーツァルトの家です。
黄色く目立つ建物なのですぐわかる。常に観光客で賑わっています。

モーツァルト像の前で撮った動画がこちら。


城から見下ろした景色はなかなかのものでした。


次の日、ザルツカンマーグートを見て回った後、ザルツブルクとウィーンのちょうど真ん中あたりにあるリンツに宿泊することにしていました。

ザルツカンマーグートとは、
ザルツブルクの南東一帯で山々と湖などの美しい大自然を有する地域を指します。
このあたりは岩塩が採れるエリアで、ザルツカンマーグートとは「塩の宝庫」という意味です。
その中で、世界遺産であるハルシュタットという町にまず寄ってみることに。

バスは直行便がなく、電車の場合、乗り換えが必要で面倒だし、大きなスーツケースもあったので、思い切って当日Hertzで車を借りました。
ザルツブルクで借りて、リンツで乗り捨てです。
アメリカでは何度も運転していますが、ヨーロッパでは初。
欧州ではほとんどがマニュアル車なので、オートマがなけりゃ諦めようと思っていましいたが、一台だけありました。
Smartが。(笑)
小さすぎるから嫌だ、と文句も言えずレンタル。
数年間触れていないマニュアル車でも運転可能とは思うけど、運転自体に気をとられてドライブを楽しめなそうだったからね。仕方ない。

さて、ドライブ開始。
このロシアで問題なく運転できているんだから、ヨーロッパでも楽勝だろ、と思っていましたが、これが結構つらかった。
写真のような高速道路は良いですが、町に入ると大変。カーナビもなかったし。

まず、標識に英語表記がないこと。
これは考えてみれば当たり前なのだけど、運転してみてその辛さを思い知った、ってわけです。
あと、目的地周辺にきても案内の看板や標識が目立たない。数・大きさも不十分で、置かれていてもその場所から目に飛び込みにくい印象もあった。
これは、レンタカーでの旅行をあまり想定していないからかもしれないね。
自分の場合、アメリカンドライブに慣れてしまっているからそう感じたのかも。

運転すること自体は確かに問題なかったのだけど、そんなわけで、右往左往しながらのドライブになりました。リンツ市内では本当に苦労しましたから。
確かに、ロシアではルートを把握しているから問題ないわけで、それを知らなきゃロシアで運転できるわけないし、レンタカー借りる旅行者なんて聞いたことないもんな、とふと我に返ったものです。

ま、そうは言っても無事ハルシュタットに到着。

ここは、世界で最も美しい湖岸の町と言われていて、日本人団体旅行者も随分と見かけました。
一人旅行のシモニフは単独でボートに乗って湖上から動画撮影にチャレンジ。


湖から見た景色はまた違ったものだったので、トライしてみる価値はあると思う。
ただ、ここが本当に世界一かなぁ、という疑問はありましたね。
大活躍してくれたSmart号とハルシュタット湖。

その後、バート・イシュルなどを通過してリンツまで到着。
翌日のウィーン移動に備えて早めに就寝zzz

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