祖父が亡くなってからというもの、かれこれ10年近くも大阪から離れているという不孝者のシモニフですが、ふと思い立った良い機会なので、3泊4日で

祖母は山奥に一人で住んでいるのですが、行ってみると周りの景色は昔のまま。
そこは開発の手が届かないくらいの田舎なのです。
年の割には本当に元気だったおばあちゃん。
ロシアにいる孫が帰ってきたということで、大歓迎してくれました。
勧められるがままに一日中料理を食べ続け酒盛りをするという状態。
そんなに気を遣わないでいいよというくらいだったけど、とても嬉しい再会でした。
祖母だけでなく親戚にもたくさん会うことができました。
お土産にマトリョーシカを持っていったのだけど、これが好評。
今回だけの話ではなく、マトリョーシカは小さい子供には相当なインパクトがあります。
パカパカと人形を開けていくのを見せた瞬間に子供の目は釘付けになるのです。
ロシアのお土産はマトリョーシカ以外にもウォッカ、ハチミツ、イクラなどあるのですが持ち運びが面倒だったりするので、最近はこのRussian Earl Greyというお茶を選ぶことが多い。
でもこれ、メーカーはLiptonなんだけどね。(笑)
さて、大阪ではなんばグランド花月にも行きました。
1月3日の新年特別興行では、桂文珍/中田カウス・ボタン/宮川大助・花子/メッセンジャー/ストリーク/千鳥/もりやすバンバンビガロ/スリムクラブの漫才を楽しみ、さらに吉本新喜劇のこってこての笑いも堪能し、初笑い完了。
5,000円というのはちと高いかなと思うけど、それでも会場は満席だったし、劇場の外にあるギフトショップも相当の賑わい。芸人のキャラクターグッズがこれでもかというくらい売られてる。吉本には本当にたくさんの芸人が所属してるんだね。
大阪経済復活に貢献できるパワーを吉本に感じました。
そして、東京に戻ってくる途中、京都に寄りました。
モスクワで知り合ったお友達が現在大阪在住で、京都観光に付き合ってもらいました。
目的は坂本龍馬ゆかりの地を訪れること。
昨年中、龍馬伝だけは毎週欠かさず見ていたので、大阪ついでに行きたかったんです。
京都霊山護国神社にある龍馬の墓。その横にはこのように龍馬と中岡慎太郎の像があります。
二人が暗殺された近江屋跡地には石碑がある。コンビニの前に無造作に建てられているのは少しさびしいけど。
今回の休暇はいつも以上に充実していました。
ロンドンで新しい世界に出会い、大阪で懐かしさと温かさを感じ、京都で日本の歴史に触れた。
来年の正月休みは何をしてるだろう。
その頃には次の行き先が決まっているかと思うと、とにかく2011年は公私共にロシアでやり残しの無い一年にしたい。