2008年7月13日日曜日

すずめ

ちょっと前の話ですが、モスクワの観光名所の一つ、雀ヶ丘に行ってきました。
家から結構近所なので今考えればいつでも寄れるところにあるんだけど。
ここはその名の通り丘で、モスクワ市街を一望できるということで有名なようです。
実際訪れてみると、眼下にモスクワ川と森が見渡せるのでそれなりの景色ではありますが、中心部の方はそれ程目を引くものもなくて期待する程の場所でもないかなと。
もう少し高台にあればいいのだけど、そこまで高さがないから一望できるという程一望できないしね。
丘から北の方角にあるモスクワ中心部を眺めてから、背後を振り返り南を向くとスターリン様式の傑作・モスクワ大学を目の前に確認できます。一緒に観光もできる。
丘からは「セブンシスターズ」のその他の建物も全部見えるから凄いんだ。と言いたいところだけど、えらく遠くに小さく見えるだけだから、正直いまいち。
ただ、丘とモスクワ川の間にある森を歩いて散歩するのはマイナスイオン吸収してるなーという気になれてすごくリフレッシュできる。
近くに地下鉄の駅もあるので電車で来て散歩デートしてるカップルもちらほら見つけました。
この森にロシアで見たことのないものを発見。
分別用ごみ箱です。
ロシアでは燃えるゴミも燃えないゴミも関係なくまとめて捨てるので、ゴミを分別するという習慣は全くないんです。(その後ゴミをどうしてるのか知らないけど)
ところが、環境に配慮してかこの森には写真の通りのゴミ箱が。
ちょっと嬉しい驚きでしたね。
エコでいこうよ。

雀ヶ丘は一応観光スポットだけあって、写真のようにお土産を売ってる露店、キオスク、ファーストフード屋っぽい売店などあり少し賑やかな場所です。
先日、日本でぼくからマトリョーシカ受け取った方、それはここで購入したやつですよ。
ロシア人は結婚式を終えた後にその地の有名な場所を訪れて記念撮影するのが恒例で、例の赤の広場と並んでこの雀ヶ丘もそのポイントになっています。


ここを訪れて一番驚いたのがジャンプ台。
写真の通りスキーのジャンプ台が丘の脇に建っているのです。
なんで、こんなとこにジャンプ台?
って普通に思うんだけど、昔オリンピックで使われたものなんだって。
ジャンプ台って言ったら普通は山の方だろうに。
すごく違和感ありまくりでウいてるし、丘の上から見ると、モスクワ川に向かって飛んでってどうすんだお前、みたいな方角を向いているから笑わせてくれます。
この上からモスクワを見渡すことができれば一番いいかもしれないな。

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