って映画知ってます?
1905年に起こったポチョムキン号の反乱を題材にしたソ連映画です。(1925年作)
1905年に起こったポチョムキン号の反乱を題材にしたソ連映画です。(1925年作)
1917年のロシア革命で崩壊する帝政ロシアですが、1905年から本格的な反乱がロシア国内で勃発しており、このポチョムキン事件もその一つ。
この年に各地で起きた革命は都市部と農村部とで発生時期がバラバラだったから、とか、軍が基本的にツァーリ(帝政時代の君主)に忠実だったから、との理由で結局失敗に終わりますが、17年への影響は少なからずあったんでしょう。
映画はロシア革命への先導者として反乱を起こした水兵達を称える内容になっています。
なんでこんな話をしてるかというと、先週ちらっとウクライナの港町オデッサに行ってきたんですが、この映画の舞台がオデッサなんですわ。
雰囲気伝わりづらいと思うけど町はこんな感じ。
中心部は石畳の道路でなかなか雰囲気いいですよ。
実は数年前に仕事でオデッサに来たことがあったので、町を歩くうちに前回泊まったホテルの場所や港の桟橋の記憶がフラッシュバックして蘇ってきて、すごく懐かしかった。
でも、ずっと外にいたから寒くて仕方なかったな。
ビーチもあって夏はリゾート地として混雑しますが、今の時期は寒くて正直観光どころじゃないっす。
映画の話に戻ります。
「オデッサの階段」
映画で有名なのが、実在する大きな階段で市民が次々と撃たれるシーンなんです。
「映画史上最も有名な6分間」と言われています。
その後このシーンをパロった映画は数知れず・・・とのこと。
夜に町を散歩して、階段にも行ってきました。
えっちらおっちら上から下、下から上へ。
一応オデッサに来たらここはおさえておかないと。
今回は夜しか時間がありませんでしたが、昼間だったら下のような眺めになります。
きっと上った瞬間、エイドリアーン!って叫びたくなります。
ちなみに、この映画はサイレント映画ですが、「モンタージュ法という手法を確立した」ことで映画史に残る作品としてあまりに有名なんだそうです。
マニアック過ぎてわからんわ。
このシモニフも映画見てみました。
無声映画というものを初めてみたけど、正直退屈感は否めない。
ハリウッド映画慣れしてる現代人には受け入れられにくいだろうなぁ、という印象っすね。単純に横並びで比べられるような性質ものじゃないんだろうけど。
階段のシーンも、「ん~微妙・・・」という感想。
言葉がないってのはやはり感情表現に乏しい。
訴えてくるものが無い。
ということで、みなさんは見なくていいです。
ところで、先日のキエフ、ドネプロペテロフスクに続いてまたウクライナに来ましたが、ロシアよりもなんとなく英語が通じやすい気がする。レストランやホテルの対応等々。
それから、女性がロシアよりもsmileyだ。
これは間違いないね。
“ニコッ” って笑ってくれただけで、なんか和んでしまうんだよねぇ・・・(でへっ)
いいよ、ウクライナ。
経済危機も天然ガス問題もその調子で乗り切るんだ。
3 件のコメント:
NHKの世界街歩きという番組でウクライナことが紹介されていましたよ。戦艦ポチョムキンのこともでていました。
港町で明るくて楽しそうな街に見えましたよ。
今はオデッサのビーチも開いているでしょうし、かなり楽しく過ごせるんじゃないかなと思います。
来月はどこかのビーチに行ってみようかな。
ビーチネタも楽しみにしています。
寒い冬を過ごす人たちの夏の楽しみ方ってどんなんだろう?
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