早いもので気がつけばモスクワ生活が1年を経過。
日本人の知り合いも増えてきて、テニス(インドア)は行ける限り週1回やっているし、最近は飲み会にもちょくちょく顔を出してます。
ロシア人の知人はさっぱりできないけどね。
先週末は日本人20名程でロシアのビールメーカー・オチャコボ社の工場見学に行ってきました。
正確に言うとビールだけではなく、ライ麦や麦芽を原料とするロシアの伝統的なジュースであるクワスやワイン、ウォッカなども生産しているメーカーです。
オチャコボのビールの市場シェアは4%で、クワスのシェアは48%なので、クワスメーカーとしてむしろ有名です。
ちなみにロシアのビール消費量は中国・アメリカに次いで世界第3位。1人当たりも同じく3位。
注目は、ここ数年の消費の伸びが激しいこと。
キリンとアサヒはロシアのメーカーと組んで現地生産しているし、ロシアはボリュームが大きく販売増を見込める有望市場の一つ。
若者の健康志向もありウォッカ離れが進んでいると言われているので、その影響でビールの消費も伸びているのでしょう。
でも、ロシア人はみんな酒に強いからビールなんて水みたいなもん。
ビールで気持ち良く酔える民族では絶対にない、と個人的には断言したいです。
一緒のペースでつきあってたら死亡です。(笑)
工場見学当日、我々はお昼に地下鉄の駅に集合し、見学ツアー専用のバスに乗っていざ工場へ。
ガイドのおばちゃんがビールの各製造工程や会社の歴史など色々な説明をしてくれて、それを日本人の方が訳してくれるという流れ。
そうそう、写真のように途中から白衣みたいな服を着させられたんだよね。
驚いたのは工場内で写真撮影が許可されていること。
普通、禁止でしょ。
先日行ったアルメニアのコニャック工場は写真不可だったし(撮ったけど)。
大した技術もないから、隠すことなんてないのかな。
ペットボトル製造工程やタンクがたくさん並んだビール製造工程など見学して1時間弱。
残念ながらボトリング工程を見学できませんでしたが、全体的には良くオーガナイズされたツアーだったと思います。
予想以上に工場内もきれいだったし、おばちゃんの説明も良かった。(通訳が良かったのかな)
ロシア語で自分が説明した後、日本語の通訳中になぜか「うんうん」とうなずくおばちゃんが笑えました。お前意味わかってないだろ。(笑)
このツアーの目玉はなんと言っても見学終了後のビールの試飲(飲み放題)です。
日曜の昼1時過ぎから参加者全員でひたすらビールをあおる。
5種類のビールが試飲可能だったものの、時間が30分程しかなかったので、3種類しか飲めず。でも、すごく楽しかった。
次はなんの工場見学行く?って盛り上がってました。
その後、ほろ酔い気分の我々は当然のように2次会に向かい、さすがに今日はそれまでかと思いきや、5人に減った3次会まで付き合わされて夜10時に帰宅。
資料作り、またできず・・・
2 件のコメント:
ロシアビールの味の感想はどのような味なのでしょうか?風土を感じさせる味なんでしょうか?
ロシアビールは日本のビールよりあっさりしている印象です。
味はなかなかイケるので、無理に他国のビールを選ぶ必要もないかと。
500mで100円以下という値段がなにより魅力的ですね。
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