2009年1月18日日曜日

『戦艦ポチョムキン』

って映画知ってます?
1905年に起こったポチョムキン号の反乱を題材にしたソ連映画です。(1925年作)

1917年のロシア革命で崩壊する帝政ロシアですが、1905年から本格的な反乱がロシア国内で勃発しており、このポチョムキン事件もその一つ。
この年に各地で起きた革命は都市部と農村部とで発生時期がバラバラだったから、とか、軍が基本的にツァーリ(帝政時代の君主)に忠実だったから、との理由で結局失敗に終わりますが、17年への影響は少なからずあったんでしょう。
映画はロシア革命への先導者として反乱を起こした水兵達を称える内容になっています。

なんでこんな話をしてるかというと、先週ちらっとウクライナの港町オデッサに行ってきたんですが、この映画の舞台がオデッサなんですわ。

雰囲気伝わりづらいと思うけど町はこんな感じ。
中心部は石畳の道路でなかなか雰囲気いいですよ。
実は数年前に仕事でオデッサに来たことがあったので、町を歩くうちに前回泊まったホテルの場所や港の桟橋の記憶がフラッシュバックして蘇ってきて、すごく懐かしかった。
でも、ずっと外にいたから寒くて仕方なかったな。
ビーチもあって夏はリゾート地として混雑しますが、今の時期は寒くて正直観光どころじゃないっす。

映画の話に戻ります。

「オデッサの階段」

映画で有名なのが、実在する大きな階段で市民が次々と撃たれるシーンなんです。
「映画史上最も有名な6分間」と言われています。
その後このシーンをパロった映画は数知れず・・・とのこと。

夜に町を散歩して、階段にも行ってきました。
えっちらおっちら上から下、下から上へ。
一応オデッサに来たらここはおさえておかないと。
今回は夜しか時間がありませんでしたが、昼間だったら下のような眺めになります。

きっと上った瞬間、エイドリアーン!って叫びたくなります。


ちなみに、この映画はサイレント映画ですが、「モンタージュ法という手法を確立した」ことで映画史に残る作品としてあまりに有名なんだそうです。
マニアック過ぎてわからんわ。

このシモニフも映画見てみました。
無声映画というものを初めてみたけど、正直退屈感は否めない。
ハリウッド映画慣れしてる現代人には受け入れられにくいだろうなぁ、という印象っすね。単純に横並びで比べられるような性質ものじゃないんだろうけど。

階段のシーンも、「ん~微妙・・・」という感想。
言葉がないってのはやはり感情表現に乏しい。
訴えてくるものが無い。
ということで、みなさんは見なくていいです。

ところで、先日のキエフ、ドネプロペテロフスクに続いてまたウクライナに来ましたが、ロシアよりもなんとなく英語が通じやすい気がする。レストランやホテルの対応等々。

それから、女性がロシアよりもsmileyだ。
これは間違いないね。
“ニコッ” って笑ってくれただけで、なんか和んでしまうんだよねぇ・・・(でへっ)

いいよ、ウクライナ。

経済危機も天然ガス問題もその調子で乗り切るんだ。



2009年1月10日土曜日

床上手?

モスクワ寒いわ。
空港を降り立ったら-12℃。
冬将軍到来って感じかな。
3月になれば徐々にマイルドな気候になってくるので、あと2ヶ月は耐えるべし。

モスクワへの帰りのJAL便。
死亡でした。
気分が悪くて機中にて合計5,6回吐きまくり。
前日、会社の同期との飲み会があり、そこでちと飲み過ぎましたぁ。

銀座のホテルに泊まることになっていたのだけど、六本木から最後どうやってホテルに帰ったか記憶無し。
ホテルの風呂で眠ってしまったらしく、目が覚めたらバスの出発時刻30分前。
ギリギリセーフで空港に到着したものの、出発ゲートのベンチでひたすら眠りこける始末。
(前日セールで買った2本のネクタイをホテルに忘れてきてしまったし・・・)

機内でも寝ることができた時間以外は数十分おきに座席とトイレとをひたすら往復。
いつものわたくしの二日酔いのパターンだったので、これは毎度毎度辛いけど耐えるしかないと確信。
東京にいれば最悪病院に飛び込んで点滴注入で復活できるんだけど、空飛んでますから。

胃の中のものを全部吐き出して胃液しか出ない状態までくると、嘔吐もかなり体力を消耗するんだよね。
結構キツくてフラフラになってきてたから、なんとか横になりたかったのだけど、生憎この日の便はほぼ満員状態。

ダメもとでCAにお願いしてみたら、「床でしたら・・・大丈夫でございますぅ」
結局、恥ずかしながら一番後方のトイレ脇の床の上で寝ましたよ。

CAの人がすごくいい人で、寝るスペースを作ってくれたり、胃薬を用意してくれたり、色々と気を遣ってくれたのだけど、最後まで「飲み過ぎです」とは言えず。。。
恐縮です。

結局この眠りが功を奏し、回復。

モスクワ到着後、重いスーツケース2つを引きずりながらなんとか家に辿り着き、ふと着ていたダウンのポケットの中に異物を発見。

なぜか何かに押し潰れて無残な姿のチョコレートが。

聞けば、このブログで以前登場してもらったヨルダン在住の同期が前日の飲み会でくれたお土産のチョコだったらしい。

すまん!

ほんとに記憶がブッ飛んでしまったぁ。
そんなに飲んだつもりはなかったんだが。。。

ということで、日本で遊んで頂いた皆さん、ありがとうございました。

ロシアでの年明けは「床から」という、なんとなくどん底状態からのスタートですが、ここからは上昇するだけ、ということで。

2008年12月31日水曜日

2009年へ

年の瀬の東京、慌ただしいね。
新宿・伊勢丹のデパ地下歩いてたら2秒に1回人とぶつかるような勢いだったもんね。

東京はモスクワと比べるとやっぱり随分と暖かい。
冬本番ではないと言っても、かなり過ごしやすいなと思っちゃうね。
気候だけじゃなくて、居心地の良さも勝手に含めてるかもしれないけど。

でも家の中は逆に寒いわ。
モスクワは温水による集中暖房で建物内全体が暖かく保たれているから、エアコンも何も必要ないのよ。夏にお湯が出ない期間があるのは、この集中暖房に備えてボイラーをチェックする為。
暖房効かなかったらほんと死亡だから。

この暖房システム、逆に微妙な温度調節ができないという欠点もあって、特にうちのアパートは暑くてTシャツ短パンで寝ても朝起きたら汗かきまくりの時もあるくらい。

てなことで、東京では家の中が寒いので、そこで風邪をひかないようにケアです。

それにしても日本では何食っても旨いっすね。
28日に戻ってきて、そのまま新宿で山頭火の塩ラーメンと中村屋のインドカリーをはしご。
その後も焼肉、すき焼き、お好み焼き、そば、などなど食いまくっております。
正月明けに定期健診だから悪影響が出ない程度に食いまくり飲みまくりですわ。

話は変わって、
お世話になってる先輩に2ヶ月前女の子が生まれたので、一目見ようと昨日お宅訪問。
訪問前に出産祝いの品を探してたら、ルミネでいいもの発見。

マトリョーシカ柄のベビー服!
どうよ、このマトリョーの嵐。

よくもまあこんなの売っててくれましたよ。
これを見つけてしまった以上シモニフ的にはその他の選択肢は消えたので、同じ柄のよだれ掛けとセットで即購入。
先輩夫妻にも好評、爆笑でした。

くれぐれも、悪い夫に似ないように育って欲しいもんです。

同じルミネにて、
マトリョーとロシアの人気キャラ・チェブラーシカのステッカーを見つけました。
いいねーと思って購入し、早速、黒RIMOWAに貼り付けました。
どうでしょう。
日本人はみんなRIMOWA持ってるから、これで見事に差別化できたと思わない?
ロシア限定版RIMOWA。
ちょいとキュート過ぎますかね・・・

ということで、もうすぐ新年ですが、皆さん本年は大変お世話になりました。

個人的には激動の一年で、わけもわからず過ぎ去って行ったという感じでしたが、来年は少しは落ち着いて、仕事にプライベートに充実した生活を目指したいなと。
攻めに転じますよ。

来年もよろしく!

良いお年を。

2008年12月21日日曜日

Xmas in Moscow

もうすぐクリスマスだね。
日本のクリスマス、盛り上がってる?

去年のクリスマス何をしてたか全く思い出せないシモニフですが(仕事か合コンかな?)、今年もこれといった予定がないので残念ながら記憶に残らないクリスマスになりそう。

2,3週間程前からここモスクワでもクリスマスの飾りつけが目立つようになってきました。
赤の広場でもご覧の通り、大きなツリーが。
広場横にあるグム百貨店のイルミネーションもきれいでしょ。
今、広場では期間限定でスケートリンクが登場していて、みんな楽しそうに滑ってる。
これが結構上手いんだよね。

12月25日はさぞかし盛り上がるんだろうな、と思いきやそうではない。
ロシア正教のクリスマスは1月7日。
12月25日は特に何もないみたい。
でも、数週間前からこうしていろんなところでキラキラやってます。

聞いた話じゃ、通りや店で見かけるこうしたツリーや電飾の設置は行政からの指示による、なんて嘘みたいなほんとの話もあって、確かに町全体で盛り上げにかかってる感じもするね。

ロシアでは年末ギリギリまで働くかわりに、年始の休みが長いんです。
来年は1月10日までお休み。
だからクリスマスは新年と一緒に祝うようなもんだね。
クリスマスよりも年明けの方が早いし、「メリークリスマス!」っていう言葉はほとんど使われず、「新年おめでとう!」という言葉ばかり見聞きするんだ。

ロシア人の新年の迎え方。
大晦日の夜は基本的には家族や友人と集まって、年越しを待つそうです。
年が明けた瞬間みんなでどんちゃん騒ぎで朝まで延々と盛り上がるんだとか。
日本で言えば、除夜の鐘が鳴ったと同時に鏡割りして日本酒をあびるみたいな感じ?かな。
わたくし年末年始は日本に帰る予定なので、モスクワの様子を観察できませんが、ロシア人と一緒に年を越すというのも一度くらい経験してみてもいいかも。

ちなみに、ロシア正教暦のお正月は1月14日。
祝日にはなりませんが、この旧正月を終えるとクリスマスツリーもついに姿を消すことになるみたい。

今日、町をぶらつきながら、写真のようにツリーと装飾グッズを販売してる店を見つけたので、覗いてみました。
一般家庭でもツリーを買って飾り付けするんだろうね。
注意してみたら、牛を使ったグッズがやたらと多い。

なんで?
来年は丑年だから?
んなわけないだろ。
と一人でツッコミを入れつつ、
もしかしたらロシアの新年は毎年牛でお祝い?
なんて思ったものの、きっと違うよな。

知り合いにちらっと聞いてみたら、
なんと、
丑年だから、
がその理由みたい。

なんで???
ロシアだよ?
そう言えば、この前ウクライナでもお土産として牛の人形もらってたわ。

謎のまま新年を迎えそうです。

2008年12月17日水曜日

Kiev

先週ウクライナ行ってきたっす。
首都キエフとドネプロペテロフスクの2都市っす。
ウクライナは3年程前に1度行ったことがあって今回が2度目。

前回も訪れた首都キエフ、いい町です。
モスクワよりもヨーロッパ調の建物が多くて、雰囲気が好きだな。
ホテルやレストランの対応もロシアよりフレンドリーですごく居心地がいい。
女性もきれい(な気がする)。
普段モスクワにいる時よりも落ち着けるんだな。

このキエフ、ウクライナの首都ではありますが、ロシアを語る上では外せない場所。
話はだいぶ遡って9世紀、キエフを中心とする最初のスラブ人国家「キエフ・ルーシ」が誕生します。
キエフ・ルーシは現在のロシア(西部)・ウクライナ・ベラルーシの広いエリアをカバーしていて、3国の共通の祖とされています。
1240年にモンゴル人(タタール人)に侵略されるものの、ルーシから生まれたモスクワ公国がロシア帝国になり、それがソ連そしてロシアへとつながっていくという流れ。

一方のウクライナはルーシ以後、ポーランドの領土になったり、ロシア帝国支配下になったり、一瞬独立したり、ソ連になったり、と辛い歴史を経験してきました。

ウクライナはソ連からの独立後、2004年の大統領選で親米のユーシェンコ政権が誕生。
これがいわゆる「オレンジ革命」と言われるやつです。
グルジアと一緒でアメリカの傀儡だという感じもあって、ロシアとは基本、仲悪いです。天然ガスの価格なんかべらぼうに吊り上げられてるし。

オレンジ革命で盛り上がったキエフの独立広場が右の写真。
昼間に時間がなかったので、えらい寒かったけど夜中ホテルから歩いて広場まで散歩しました。
ん~、これがロシアの出発点かぁ。
と、ちょっと感慨。

このところのウクライナ、経済危機の影響をもろに受けてIMFから165億ドルの融資を受けることになり、もともと低下していたユーシェンコ大統領の求心力も更に低下、大統領とティモシェンコ首相の関係が相変わらず悪くて内政も混乱状態。
通貨グリブニャは大暴落していて対USドルではこの3ケ月で60%くらい落ちた。
お蔭で滞在中は出費を抑えられたけど、ほんとに経済大丈夫かいな。
シモニシェンコ的に非常に心配です。

こうなりゃ、かわいい女の子を使って活性化すりゃいいんだよ。
なんか、一緒に行った人が夕食後ホテルのバーで一人で飲んでたら、どこからともなく女の子が近づいてきて逆ナンパされたらしいんだわ!
なんで、おれもバーに誘ってくれなかったのよぉ。

ウクライナ美女はやっぱレベル高いわけよ。
ビートルズの歌詞にもあるじゃん。
Ukrainian girls really knock me down ♪

2008年12月7日日曜日

冬スペック

うぃーっす。

11月19日に雪がどっさり降ったモスクワ、ついに冬が始まったなぁと。
みぞれらしきものはそれまでに何度か目にしていたけど、実質これが初雪。
例年は10月に降るものなのに今年は随分と遅かったんです。
でも、この冬は厳しくなるという予報があるようだから気を引き締めていかないと。

って言ってるそばから、その週末に風邪をひいちまって、ずるずると長引いて12月に突入。今でも完治せずのどにタンが絡みつく日々です。
日本から買い込んできた市販の風邪薬が全然効かないんだけど、一発で風邪が治る方法って何かないんかねぇ。

さて、こちらの冬で特徴的なものを少し紹介しましょう。

ひとつは靴。
モコモコの毛が中についた冬仕様の靴があるんです。
写真の通りビジネス用の皮靴ですら内側は毛だらけ。
これがないと寒い町を歩き続けるのが厳しいんだろうね。
車通勤のシモニフは普段このモコモコ靴を必要としませんが、先日外に長時間いる仕事があったので、初モコモコしました。

ん~、かなりいい!
全然冷えない。

日本でも北海道あたりには、同じような靴があるみたいだけど、東京では見たことないから新鮮な感じでした。
ま、モコモコはなくても日本には靴専用のカイロ、あるよね。
あれも今度チャレンジしてみようかなと思ってます。
かなり効きそうな予感。

雪が降るとモスクワの道路が目茶苦茶汚くなるんですわ。
スパイクタイヤによる道路の粉塵やら溶雪剤やらの影響で、どろどろになったシャーベット状の雪や溶けた水が真っ黒になる。
歩くと靴がすぐに汚れるから冬にきれいな靴を履くのは避けた方がいいんだよね。車に水たまりの汚い水をかけられることもあるし。
外を歩くときは安いモコモコ靴が一番。
そして、オフィスでは靴を履き替えるっていうのが理想かも。
車は車でびっくりするくらい真っ黒に汚れてナンバーも見えないくらいになるから、乗り降りする時は服に汚れがつかないように充分注意しないと。
気づいたらお気に入りのスーツのパンツが汚れまくっててショックみたいな。
あまりいい服も着ない方がいいな。

町には洗車屋が結構あって、この時期はかなり大活躍のはず。
洗車したらしたでまた数日後には真っ黒になってしまうけど、こればっかりは仕方なし。

もう一つ面白いのは、車の暖房。
エアコンとは別にシートに暖房機能があるんです。
うちのACCORDちゃんの場合だと、写真のようにギアの横にスイッチがあって、ONにすると5分もすれば座席がかなり温かくなって快適です。
これはほんとに使えるよ。
こっちに来るまで見たことなかったけど、日本にもある?
冬に早朝からゴルフ行く時なんかは是非とも欲しい機能だよ、これは。

ここモスクワ、ついに初雪だ、とは言ってもその後何度か雪が降った程度でここんとこ1週間はさっぱり。
今日なんて気温10℃近くまでいったから。
ほんとに厳しい冬になるんかね。
せっかくロシアにいるんだから、ちょっとは寒くもなってくれよ、と思い始めてしまうくらいの天気が続いてます。

でも、そんなには寒くなくていいぞ。

2008年11月16日日曜日

冬が始まるよ~

最近どこにも出かけるチャンスがなくてネタ不足気味なので、モスクワにある公園の話をちょっと。
両方とも夏の終わりに行ったのだけど、それまでは、公園なんて、という気持ちで全くのノータッチエース。
でも、やることが限定されているここモスクワでは公園に行って、散歩して、ベンチで本でも読んで帰ってくるっていうのも悪くないな、と最近は思います。

① カローメンスコエ
モスクワ市の南部の丘陵地にある自然保護公園。
緑が一杯のこの公園は、世界文化遺産にも登録された写真のヴォズネセニエ教会(昇天教会)を持つ由緒正しき公園です。

どんな人が公園を訪れるかというと、デート中のカップル、子連れの夫婦、引退後の老夫婦など色々。

教会も他にいくつもあって、青いたまねぎ頭のカザン聖母教会はかなりいい感じ。
中は広くないけど、今までこっちで見た教会の中では最も敬虔な教徒が多いという印象だったなあ。

公園の横にはモスクワ川が流れていて、たまたま暑い日に行ったので、ご覧のように楽しそうに川で遊ぶ人達の姿を見ることができました。
イカしたおねえちゃんがいなくて、逆に太ったおばちゃんに目がいってしまう悲しい状況だったけど、ここでは川だけじゃなくて、公園の芝生で水着を着て日光浴する女子を見ることができたので、全体的な眺めは悪くなかったね。

このカローメンスコエ、毎年秋にはちみつ祭りが開かれることで有名だったところ。
一昨年からツァリツィノに移ったんですが、公園の中にはBEE-MASTER’S FARMSTEADと書かれた、要は「はちみつ名人の家」みたいな木造建物があります。
昔、この周辺は蜂蜜だけじゃなくて、リンゴやらチェリーやらのフルーツなどもよく採れたんだって。

ちなみに先日ツァリツィノで買ったはちみつ、最近朝よく食べてるオートミールに入れたりして少しずつ消費中。

② 戦勝記念公園
モスクワ市の西部にポクロンナヤ丘という丘があります。
ここに83年から95年にかけて第二次大戦の戦勝記念公園が建設されました。
そんなに時間をかけて作ったとはとても思えないものですが、かなり広い公園ではあります。

超背の高いオベリスクっぽい塔が建っていて、遠くからでもあそこが公園だとわかる目印になってます。
他にもいくつかのモニュメントや教会がありとてもきれいに整備された居心地のいい公園。

カップルや家族連れもいるけど、こっちの公園で目立ってたのはスケボーやローラーブレードをやっている若者。
最近モスクワ中心部にちょくちょく行くのだけど、モスクワの若い連中は相当欧米化してきてるな、と感じるね。うまく表現できないけど、洋服も含めた全体的なセンスがロシアっぽくない感じで、笑顔も出てる。スタバあたりでお茶しながら周りを見回してみるとだいぶオシャレなやつが多い。
まー、そうは言っても全般的にはロシア人のファッションセンスってかなり???な感じだけどね。

ところで、この戦勝記念公園はクツーゾフ大通りという広い道路に面しています。
このクツーゾフというのはナポレオン戦争(1812祖国戦争)時に焦土作戦でナポレオン軍を撃退させた軍人の名前です。
公園のすぐ近くにはこのクツーゾフさんを称えてご覧の凱旋門が建てられています。
パリの凱旋門と比べるとかなりしょぼい。

この戦争、ナポレオン軍を破ったのは、ロシアの「厳しい冬の寒さ」だったんです。

激戦のボロジノの戦いを経てモスクワに侵攻したナポレオン軍、しかしそこでは全てのライフラインを止められ、さらに数日間続いた火災で建物はほぼ全焼。
この焦土作戦で利用価値のあるものが一切なくなったモスクワ、ナポレオン軍の兵士・馬は飢え・疫病などで死んでいきます。そして冬の訪れと共に凍傷、さらには疲労により次々と兵士が亡くなっていき大きなダメージとなった挙句、ついにナポレオンはモスクワを退却することになったわけです。

こんな話聞くとほんと冬越せるか不安になってくるよなあ。
現時点でここモスクワはまだ降雪していませんが、今年の冬の寒さはかなり厳しくなるという予報があるらしく、かなりビビってる今日この頃ですわ。