今のところほとんど漫遊記的ネタがないシモニフ。ブログの名前変えるか。
今日もロシアにいなくても書けそうな話を一つ。
最近日本でも流行ってるみたい、たまに街でもグッズが売られているのを見かける猿と熊をミックスしたようなロシアの人気キャラクター、それがチェブラーシカだ。
チェブラーシカを日本語に訳すと「ばったり倒れ屋さん」。なんだそりゃ。
1967年に出版されたエドワルド・ウンペンスキーという人の絵本「ワニのゲーテ」に登場するキャラクターだったがその時は今のような姿ではなかった。ロマン・カチャーノフという人がこれをアニメーション化した際に今のようなデカい耳と目の毛むくじゃらキャラになったんだそうです。
ストーリーはというと、
ある時、果物屋のおやじが仕入れたオレンジの箱に見たこともない謎の動物が眠ってるのを発見した。その動物は起きて箱から出てもすぐにばったり倒れてばかりだったから、そのおやじが「やあ、チェブラーシカ」と言ったのがそのまま名前になった(「ドスンと落ちる」という意味の俗語「チェブラハッツァ」から来てる)。住むところがないから、「じゃあその道にある電話ボックスが空いてるよ」と言われて電話ボックスに住み始めたっていうよくわからん始まり方をするんだ。そのあと、友達の家がどうのこうのあって最後はなんとなくうまく締めるんだけど、やっぱり子供の頃ってこういうの変だなとか別になんとも思わないんだろうな。
一応これが第1話で他を含めると全部で短編4話。知り合いからDVDを借りて見たんだけど、展開があまりに遅すぎて、内容もいまひとつだから1話で終了。眠い。
しかし、なんと今夏、日本でこの4話が劇場上映されるんだとか。あまりお勧めしませんが、万が一観に行ってしまった人がいたら一応感想聞かせて。
http://www.ghibli-museum.jp/cheb/
実はこのチェブラーシカ、版権をめぐって色々なごたごたがあったそうなんだけど、旧ソ連以外における版権を今は日本のチェブラーシカ・プロジェクトが持ってるんだ(リンク張っておきました)。キャラクター好きの日本で売れると思ったのかもしれないね。
ロシアのお土産と言えば、マトリョーシカが超有名だけど、そっちに飽きたら今度はこれもいいかも。日本でも余裕で手に入るのが残念だけどね。先週、日本に帰ってた時、新宿LUMINEのVillage Vanguardで撮ったチェブラーシカコーナーの写真が左のこれだもんね。これロシアより充実してんじゃん。。。ただ、こっちにはチェブラーシカのマトリョーシカがあるんだぜ。先週末お土産屋さんが立ち並ぶモスクワのアルバート通りに行って露店で買ってみたのが右の写真のやつです。登場人物が中から次々出てくるんだよ。さすがにこれは日本にはないでしょ。
6 件のコメント:
私の好きな猿はCuriousGeorgeが不動の一位ですが、ばったり倒れ屋さんもなかなかキュートですね~。
でもそのマトリョーシカ、中の人が違う人・・・!!マトリョーシカってちっちゃくなっていくだけかと思ってました。
モスクワライフをかなり満喫してるようで!?
なかなかチェブラーシカかわいいじゃん。
水かけたら豹変しそうなとこが、またいいやね。
じゃ、新宿あたりでチェブラーシカ、ゲットしてみようかしらん。
何かみんなで山崎豊子で盛り上がってるからつい買っちゃったよ。しかも、初心者っぽく白い巨塔。
ドラマも見たことありません。
なかなかおもろいね。
チェブラーシカ、可愛い!
あいつ本当はアフリカから来たんだよね?
マトリョーショカ欲しいです☆
不毛を買ってくれないところが、お厳しい〇お先生らしいですね。
巨塔の頃の矢田亜希子は良かったなあ。
最近、エド・はるみって流行ってんの?
エド・はるみ流行ってるよ。
でも、その次は世界のナベアツっぽい。
ロシアに届いてる?
日本にいてもついていってるか不明だが・・・。
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