かっとばせ！

大使館等を除いて、モスクワで働く民間企業の日本人は大体500人くらいみたいです。
家族も含めるとモスクワに大体1,300人くらいの日本人がいる模様。
モスクワには日本人の親睦や情報交換などを目的としたジャパンクラブという組織があります。世界の色んな都市にある日本人会のモスクワ版という位置付けでしょう。

厳しい冬が終わり、気持ちのいい春がやって来ると、毎年恒例のジャパンクラブのソフトボール大会が始まります。その歴史は古く、なんと今年で24回目！
5月末から予選リーグが始まっていて、今はちょうどその真っ只中。
シモニフも某チームの一員として参加してます。
家族を連れて来る人も多くて、試合だけじゃなく、日本人の交流の場という意味でも楽しいもんです。
小学校時代はエースで4番としてブイブイ言わせたシモニフだけに、プレーは結構自信があったんだけど、いざ試合に出てみると思い通りにいかなくてね。
守備はまあ無難にこなしてる感じだけど、バッティングがだめね。
試合をこなす毎にヒット数も増えてきたけど、強烈なデカい一発が出ないのが悲しい。。。

このソフトボール、一体どこでやってるの？
というと、モスクワ大学の野球場なんです。
ロシアで野球かよ、というあなた。
その通り、全然メジャーじゃありません。
でも、グラウンドは写真の通りなかなかちゃんとしていて、これは東海大学が寄贈したものなんだそうです。

モスクワ大学といえば、ロシアの最高学府とされる総合大学。
メインの建物はこの通りすごく堂々としていてかっこいい。
このモスクワ大学と同じような一際目立つ形をした建築物の様式をスターリン様式といいます。ニューヨークの摩天楼にコンプレックスを抱いていたスターリンが次々とこのようなビル群を建設し、社会主義の発展を表現しようとしたんだそうです。
中でも有名な建物がモスクワの「セブンシスターズ（七姉妹）」。
モスクワ大学をはじめ、外務省、鉄道省、ウクライナ・ホテルなどの7つで、全部同じようなウェディングケーキ状態の建物です。その中で一番大きいのがモスクワ大学で、近くで見るとほんと圧倒されちゃいます。いつか大学内潜入レポートもお届けしたいもんです。

来週ソフトの試合あるから、モスクワ大にぶつけるくらい思いっきりかっとばしたいね。
でも、大きいの狙うといっつもフライあがっちゃうんだよなー。
なんかゴルフのスイングが変に影響してるような気がする…
パワーフェードが。