2011年1月23日日曜日

Osakaへ帰る

2011年元旦、祖母に会う為、久しぶりに大阪を訪れました。
祖父が亡くなってからというもの、かれこれ10年近くも大阪から離れているという不孝者のシモニフですが、ふと思い立った良い機会なので、3泊4日で遊びに行くことに。

祖母は山奥に一人で住んでいるのですが、行ってみると周りの景色は昔のまま。
そこは開発の手が届かないくらいの田舎なのです。
年の割には本当に元気だったおばあちゃん。
ロシアにいる孫が帰ってきたということで、大歓迎してくれました。
勧められるがままに一日中料理を食べ続け酒盛りをするという状態。
そんなに気を遣わないでいいよというくらいだったけど、とても嬉しい再会でした。

祖母だけでなく親戚にもたくさん会うことができました。
お土産にマトリョーシカを持っていったのだけど、これが好評。
特に従兄の娘が大ハマり。
今回だけの話ではなく、マトリョーシカは小さい子供には相当なインパクトがあります。
パカパカと人形を開けていくのを見せた瞬間に子供の目は釘付けになるのです。

ロシアのお土産はマトリョーシカ以外にもウォッカ、ハチミツ、イクラなどあるのですが持ち運びが面倒だったりするので、最近はこのRussian Earl Greyというお茶を選ぶことが多い。
大量のばらまき用としては少しかさばりますが、軽いし手頃な価格なのでなかなか便利です。
でもこれ、メーカーはLiptonなんだけどね。(笑)

さて、大阪ではなんばグランド花月にも行きました。
ぼくの場合、海外生活をしているなかで、最も恋しくなるものの一つがお笑いです。
1月3日の新年特別興行では、桂文珍/中田カウス・ボタン/宮川大助・花子/メッセンジャー/ストリーク/千鳥/もりやすバンバンビガロ/スリムクラブの漫才を楽しみ、さらに吉本新喜劇のこってこての笑いも堪能し、初笑い完了。
5,000円というのはちと高いかなと思うけど、それでも会場は満席だったし、劇場の外にあるギフトショップも相当の賑わい。芸人のキャラクターグッズがこれでもかというくらい売られてる。吉本には本当にたくさんの芸人が所属してるんだね。
大阪経済復活に貢献できるパワーを吉本に感じました。

そして、東京に戻ってくる途中、京都に寄りました。
モスクワで知り合ったお友達が現在大阪在住で、京都観光に付き合ってもらいました。
目的は坂本龍馬ゆかりの地を訪れること。
昨年中、龍馬伝だけは毎週欠かさず見ていたので、大阪ついでに行きたかったんです。

京都霊山護国神社にある龍馬の墓。その横にはこのように龍馬と中岡慎太郎の像があります。
そこから見渡せる京都はなかなかの絶景。
神社に隣接する幕末維新ミュージアム・霊山歴史館もお勧めです。

二人が暗殺された近江屋跡地には石碑がある。コンビニの前に無造作に建てられているのは少しさびしいけど。

今回の休暇はいつも以上に充実していました。
ロンドンで新しい世界に出会い、大阪で懐かしさと温かさを感じ、京都で日本の歴史に触れた。
来年の正月休みは何をしてるだろう。
その頃には次の行き先が決まっているかと思うと、とにかく2011年は公私共にロシアでやり残しの無い一年にしたい。

2011年1月16日日曜日

楽しいロンドン

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
みなさん、年末年始は如何でしたか?
このシモニフはロンドン・東京・大阪で過ごしました。

楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドーン、ロンドン♪(古っ!)に降り立ったのが12月25日。
クリスマスということで公共交通機関が全面ストップ。
ヒースロー空港から市内まで臨時バスが運行されていましたが、これが長蛇の列。
1時間待っても乗車できないような状態だったので、会社関係の知り合いの方にわざわざ空港まで来てもらってホテルまで送ってもらいました。
これはほんとにラッキーだった。
その方にはその後もお世話になって、市内ドライブや写真のウインザー城訪問にお付き合い頂いたのです。
初めてのロンドン訪問だったのですが、なんとなくニューヨークに似た雰囲気を感じました。
多人種が行き交うところ、町全体に活気があってパワーが感じられるところなんかがね。
世界の中心にいるような感覚を少なからず得られる町じゃないかな。

今回はちょうどバーゲン開始のタイミングで、中心部は買い物客でごった返していたので余計にそう感じたのかも。
外国人、特に中国人旅行者の数はハンパじゃない。
デパートの開店待ちをする彼らの様子は少し異様な感じがした。
なんせ店の周りを一周してしまうくらい長い列を作っているもんだから、ドラクエも真っ青だよ。
中国の成長ぶりがこういう形で現れているのだと、これは旅行に行く先々で感じることだけど、今回のそれは今までで一番。

では、町の写真いきましょう。

とりあえずHarrodsにも行った。

ダブルデッカーとブラックキャブ。キャブは車内が広く快適だった。

ロンドンに来たなーという気分になれるビッグ・ベンとテムズ川。

ロンドンでは楽しく休暇を過ごせたんですが、英語がほんとに聞き取れなかったなぁ。
学生時代からよく旅行に行っていたアメリカの英語の方がうまく聞き取れると思ってはいたけど、特にイギリス女性の英語が全く入ってこなかった。
一応、英語で仕事している身としては情けない限り。
語学はツールだというのは、その通りだと思うのだけど、少しでも上手に使いこなせるようになりたい。
日本にいたら英語で会話することもほぼ皆無なので、日常的に触れられる今のうちに少しでもスキルアップしておきたいと思いました。
ちなみに、ロシア語は難しすぎてとうの昔にギブアップ済ですがね。(笑)