2010年4月28日水曜日

久しぶりのカザフスタン

先日、中央アジアのカザフスタンを訪れました。
日本にいた時には2,3度訪問したことがありましたが、こちらに来てからはチャンスを逃しに逃して今回が初カザフ。
2006年7月以来、実に4年弱ぶりなのです。

カザフで今ホットな話題なのが、関税同盟じゃないかなと。
2010年より、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンの3カ国では、域外国に対して共通の輸入関税率が適用されることになりました。
これは、基本的に従来のロシアの輸入関税率体系を踏襲したもので、ロシアやベラルーシへの影響が少ないとされていますが、カザフでは45%の品目に対して関税率が引き上げられる為、輸入の減少を招くと考えられています。一応、一部の品目については共通関税率の適用を一定期間猶予することになってはいるようだけど。
将来的にはこの3カ国間の物品移動に関する全ての税関・国境管理が撤廃される予定で、人の移動も自由にできるようになるそうです。
2012年だったかな。一つの国のようになるっていうことでしょうか。

ま、今回その打合せをしに行ったわけではないんですが、今後のカザフビジネスに多かれ少なかれ影響あること必至です。

今回訪れたのはアルマティ。
人口1.3百万人のカザフ最大都市ですが、ロシアの一地方都市といった程度で、実際訪問すると以前よりも少し寂れてしまったような印象を持った。
4年近くも経過しているのだから少しは発展した町の様子が見られると思ってたのだけど。
この国の厳しい現実が見た気がする。

カザフの人口1,500万人のうち、半分以上はカザフ人で30%がロシア人だそうです。
カザフ人はモンゴル人のような顔をしています。

道行くおっさん。

レストラン入口の警備員。

食堂のおねーちゃん。

店員のおねーちゃん集合。左と中央はアジア系でしょ。

日本人と見間違えるような人も中にはいるし、普段モスクワにいる時よりもだいぶ居心地がいい。

自然も魅力的。
キルギスとの国境にそびえる天山山脈を眺めると都会生活で疲労した心が安らぎます。

山の方に有名なリゾートがあるらしいので、次回はなんとか時間をみつけて行ってみたい。

実はこのアルマティから政変のあったキルギスの首都ビシュケクまで200km程度で行ける。
CIS12カ国のうち行ったことがないのはベラルーシ、モルドバ、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスの5カ国。
あと2年間でどのくらい行けるだろう。

2 件のコメント:

Atlanta さんのコメント...

すごいね。CIS諸国なんて普通なかなか行けないよ。もちろんそういう地でのビジネスは人知れぬ苦労があるとは思うけど、経験値として貴重だと思うよ。羨ましい。

ところでSpursは順調だね。

シモニフ さんのコメント...

最近全くNBAを見ていないのだが、ホークスも頑張っているようで。
残りの生活を存分に楽しんでください。
おれはそっちの方が羨ましい。