2009年7月4日土曜日

モトリー in モスコー

モトリー・クルーをご存知ですか?

80年代を代表するハードロックの大物バンドでございます。
「セックス、ドラッグ&ロックンロール」を地で行くバンド、とウィキペディアにあるけれど、まさにその通り。
音楽だけでなく数々のゴシップで社会を賑わす存在でもあったモトリー。

6月2日、彼らのライブに足を運びました。
ヨーロッパ・ツアーをここモスクワからスタートしたモトリー。
昔からメンバーの脱退や逮捕などよくありがちな話題にも事欠かず、オリジナルメンバーで復活していたとはつゆ知らず、偶然にも彼らに出会える嬉しいチャンスがこの地で訪れたんです。

モスクワに来て初めてのライブ。
会場はB1 MAXIMUMというライブハウスで、これまでにもオアシスやジェームス・ブラントなどの大物も数々やってきています。

ハードロックのライブともなれば、いかつい連中が多いし、まさかの事態も想定されるので、安全第一、今回はVIP席で楽しむことにしました。
VIP席は2階にあり、バーカウンターのような席に座り、食事も楽しみながらライブ鑑賞できるんです。ライブ会場で酒を販売するなよ、と思いつつも、一緒に行った方とビールで乾杯。
写真の通り、ちょうどステージを真正面から見れる位置だったので、座席としては大満足でした。
価格は6,000ルーブル(≒18,000円)とかなりのもんですが、安全を買う。仕方ありますまい。

彼らの音楽は基本ノリノリ系。
まさにパーティーロックという感じで、自然と体が縦にゆれる。
中学時代、ほんとによくベストアルバムを聞いていたから、何年間耳にせずとも体が覚えてる。

いいものはいいと感じました。

この日、一番印象深かったこと。
それは、おやじの頑張りです。
いいおっさん達が年齢を感じさせないプレイをみせてくれたことにとても刺激を受けました。

相変わらず体中がTATOOだらけのニッキー(50歳)はベースの弾き方が若い。 膝より下で弾いてるんじゃないか、っていうくらいストラップを伸ばしまくり。 なんとなくおやじが考える若者の弾き方っぽく見えて、逆に古臭い印象もあったけど。

かの有名な回転ドラムではなかったけれど、すごくパワフルなパフォーマンスを見せてくれたトミー・リー(46歳)。お前は10代か?というくらい体が筋肉質で細い。これぞロッカーの鏡っす。

いつもライブでは声が出ないと言われているヴィンス(48歳)も想像以上にいい声してました。体は少し重そうだったけど、ステージ全体を元気に動き回ってた。

ただし、ミックだけは動きが鈍い。というかほとんど動いてない。(笑)
疲労感がありありと出ている。
それもそのはずです。
後で調べたらなんと58歳!
華やかな他の3人と一線を画す彼のキャラ、いい味出してます。

それにしても、まさかモスコーでモトリーに出会えるとは。
30歳を過ぎた程度で老けこんでいられないな。
約1時間半のライブは懐かしさと同時に明日への活力をもらえる貴重な体験になりました。

次は最近ハマっているLADY GAGAが観たい。(笑)

2 件のコメント:

ふじ さんのコメント...

久しぶり。
酒をちょっと飲みながら観るライブは至福の時間だよね!
VIP席いいね、でも確かにロシアは日本の感覚では気軽に行けないのかもね・・・

話は変わって、日本では今月46年ぶりに皆既日食が見られるそうです。
ロシアも宇宙開発は相当力を入れてると思うけど、博物館とかあるのかな?

シモニフ さんのコメント...

ふじさん、調子はどうでしょう。
コンパしてますか?笑

宇宙ネタありますよ。
近日ご報告しましょう。