2010年9月26日日曜日

BELARUS

週末、人生初のベラルーシ上陸を果たしました。
ベラルーシの総人口10百万人のうち約2百万人が集中している首都ミンスクを訪問。
これでCISは8カ国目ですが、モスクワにいる間に12カ国全てに行くのは残念ながら無理だろうなぁ。



空港から町へ向かう途中の道路が実によく整備されていて、ロシアとは違う国に来たことがそこでまず感じられました。
市内に入ると道路だけでなく道沿いの建物が規則正しく並んでいてきれいな町だな、という印象。

ミンスクは第二次大戦で町が完全に壊滅し、戦後はスターリン様式の建築物が建てられたことで、いずれの建物も比較的新しくどれも同じようにきれいに整っている。反面、少しおもしろみがなくいまひとつ活気が感じられないという気も。

それはショップの少なさが一つ大きな要因と思ってます。
2百万人が住む首都にしては、店のサインが実に少なく、レストランにしろスーパーにしろ絶対的に店舗数が足りてないんじゃないかと思った。

みんなどういう生活しているんだろうと不思議に思ったけど、ソ連スタイルのいわゆる青空市場と言われるマーケットで食糧や生活用品を購入し、我々よりも自宅中心の生活を送っているのかも。
一昔前のロシアをミンスクに見たような気がしました。

ちなみに、中心街を散歩している時にデパートを発見したので、中に入ってみましたが、まー大したことないです。
伊勢丹じゃなくて地方のダイエーって感じ。

治安面では特に危険を感じなかったし、居心地はとても良かったのですが、都会派のシモニフとしては少し物足りなさも感じました。

さて、今回最も骨が折れたのは、ベラルーシへの入国でした。
モスクワからミンスクまでは飛行機で1時間15分程度。
国内移動よりも短い時間で来れてしまう。
ロシア入国時に外国人が提出するImmigration Cardの半券を通常我々はロシア出国時にPassport Controlで提出する必要があるのですが、これはロシアとベラルーシの両国に対して有効とされているので、今回のベラルーシ訪問に際してはCardの提出が不要で、今も手元にある状態。
ただし、それとは別にビザはベラルーシ入国時に必要で、これが今回苦労したんですわ。

旅行会社に事前の手配を依頼していたのですが、先方のミスで入手できず。
当日の入国時にビザ申請せざるをえなかったのですが、とにかく時間が掛かり過ぎ。
空港で、とりあえずここで待てと言われて30分、少し移動してまた待機。一旦イミグレ抜けたけどまた別の場所から中に戻されてまた待機。などなど、色々たらい回しにされて、ようやく窓口までたどり着いてビザをゲット。
結局1時間半以上。
見事にフライト時間を上回りました。(笑)
ま、これで済んだからよしとしますが、皆さんベラルーシのビザは事前に取っていきましょう。
お陰でミンスクの空港だいぶ詳しくなったので、なんでもきいてください。(笑)

1 件のコメント:

株の投資 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!