2011年5月6日金曜日

ローマの休日

フィギュアの翌日から休暇でローマへ。
今回で3回目だった為、観光というよりは買い物などでのんびり過ごそうと。
ところが、丸二日あったので初日は市内をひたすら歩いていたところ、美術館などを除いて主要な見所をほぼカバーしてしまった。
これまで未体験のコロッセオの内部に行けたのは今回の大きな収獲。
外から見ても威風堂々としたその存在には目を見張るものがあるが、中は中で実に迫力に満ちておりかつ歴史を感じさせる凄い建築物だと思った。
ローマの写真はたくさんfacebookにアップしているので是非チェックしてみてください。

ちょうどローマに到着した5月1日はバチカンでカトリックの式典が行われていた為に町が大混雑。
前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世が「聖人」の一つ前段階の「福者」になる列福式という式典だそうで、終了後ですらサン・ピエトロ大聖堂の前は御覧の通り。



世界各地から100万人の信者が訪れたそうです。
どうりで航空券もホテルも値上がりしていたわけだ。
市内は一部のエリアで交通規制が敷かれていましたが、観光には支障がなく、逆に大きな式の現場に遭遇して運が良かったと思えました。

さて、久しぶりのイタリアでしたが、やはりめしは美味い。
町を歩いていて適当に選んだお手頃価格のトラットリアで食べたこのパスタ、驚愕のおいしさだった。トマトも違うし麺も違うし、結局全部違う感じ。
それから、ちょうどサッカーのセリエAを観戦できる日程だったので、ラツィオ対ユヴェントスの試合に出かけた。
現所属選手のなかではデルピエロとブッフォンしか知らないという程サッカーには疎いのですが、折角の機会なので80ユーロの席を購入し自らの気持ちを盛り上げる。
会場のスタディオ・オリンピコはSSラツィオだけでなく、かつて中田ヒデも所属していたASローマのホームスタジアムでもある。
ローマダービーの時には相当危険になるようだが、今回は席がメインスタンドだったこともあり特に問題なく観戦できた。
何と言ってもラツィオサポーターの応援にガツンと大きな衝撃を受けた。
音量、熱気、一体感というものがハンパない。
相手チームへのブーイングは特にインパクトがあったなぁ。
本場のサッカーってほんとに凄いんだってことを肌で感じたとても貴重なローマとなりました。

ところで、ロシアはちょうどこの時期日本のように連休があるのです。
4月30日~5月2日と5月7日~9日の2度の3連休があり、それをつなげて10連休にする人も少なくない。
ローマにも大勢ロシア人が訪問していましたが、とあるアウトレットモールで買い物をしていた時の話。
入店するやいなや「ロシア語話せるか?」とロシア語で話し始め、わけのわからない店員は英語で要件を聞き出そうとしている。結局ロシア語で畳みかけるだけで全くコミュニケーションにならず不満そうにその場を去ってしまった。
実はこういうロシア人って結構多いんです。
個人的にはあまりこの人達の感覚がわからないのだけど各地でよく見かけます。
チェコのようにロシア語通じる国もあるけどイタリアは無理だよ、おっさん。と言ってやろうかと思ったが、よく考えたらこういう日本人のおばちゃんもいるっちゃいるなぁと我に返り少し反省。

さて、ローマからナポリへ移動します。

2 件のコメント:

東京からの出張者 さんのコメント...

どちらの国の連休も享受できませんでしたよ。ええ。

シモニフ さんのコメント...

そんな時もある。そのうち念願のモスクワ駐在が待ってるさ。