2011年5月14日土曜日

ナポリを見て死ね

という言葉がありますね。(誰が言ったか知らんけど)
モスクワから成仏する前に行ってきた。
初上陸のナポリはローマから電車で1時間10分という近さ。
ヴェネツィアやフィレンツエのようにこぢんまりとした町なのだろう勝手に思っていたので、想像以上に都会で驚いた。

最大の目的はとにかくピザが食べてハッピーになること。
まずこのピザありきで今回の旅行の行き先を決定。そして、ナポリを軸にその周辺をまわろうと。既に2度訪問していたローマはモスクワからナポリへの直行便がないという理由で降り立ったにすぎない単なる経由地でした。

実際のところ、ピザはうまかった。
一人で直径35センチを完食するのは骨が折れたが、現地人と同じように振舞ってみるのも旅の醍醐味だね。

ナポリは市内に見所は少なく、周辺に足を延ばす必要があります。
青の洞窟で有名なカプリ島はフェリーで1時間弱。
観光客ばかりではあったが、島の雰囲気は良い。美しい海を見てみんな気分がよくなっている感じかな。
島一周のボートに乗り込んでみた。
青の洞窟は残念ながら高潮で内部に入れなかったが、非常に満足度の高いものだと思う。洞窟の上には日本へのメッセージが見えた。
ポンペイ遺跡も訪問した。
西暦79年のヴェスヴィオ火山噴火で消滅した都市。
発掘作業は今も続いているようだが、かなり大規模な遺跡で町の区画や水路などきれいに残っていてとても見応えがある。
今回はナポリからの日帰りツアーに参加し、遺跡の全てをカバーする時間がなかったのでやや不完全燃焼。それでも、強く印象に残る場所だったよ。

そして、最も感激したのが、アマルフィ海岸。
海岸沿いにいくつかの町が点在しており、その中でもポジターノは抜群に良かった。
青い海、抜けるような空、綺麗なウェーブの海岸線、切り立った崖、そこに建つ白い家々。
これまで見たことのない種類の景色を堪能できたので、本当に来た甲斐があった。
アメリカ人はWow!を連発していたよ。^^
ナポリに来たら、青の洞窟だけとは言わずポンペイやアマルフィにも必ず寄ってみるべき。

ローマと違ってここナポリでは中国人やロシア人といった新興勢力はあまり見かけない。欧米そして日本の観光客が多く、またイタリア人の国内旅行者も大勢来ていた。
イタリア旅行はローマ以北が中心と思うが、ナポリも決して見逃すことができません。
よく治安が悪いと言われるし、確かに夜は場所によっては雰囲気の良くないところもあるので、注意深く行動する必要はあるが、そんなマイナスを帳消しにして充分おつりがもらえる程の素敵なイタリアが待っているはず。
それにしても今回何が良かったって、天気が素晴らしかったね。

そして、ナポリから最終目的地のバルセロナへ。

2 件のコメント:

レモンバーム さんのコメント...

ピザもイタリアの太陽をさんさんとあびたトマトとチーズでおいしそう~ 
海の色も目が覚めるような青色のようだな~太陽の恵みをうけてとっても元気になりそうな場所ですねー。

シモニフ さんのコメント...

今回の旅ではナポリが一番良かった。良い意味で期待を大きく裏切ってくれたので。だいぶリフレッシュできましたよ。